コラム

 公開日: 2016-08-24 

【現代の偉人伝第231話】オリンピック男子50キロ競歩のエバン・ダンフィー選手

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。


〈互いに相手の国旗を手にしています〉

 8月19日に行われたオリンピックの50キロ競歩において、日本の荒井広宙選手(28才・自衛隊)とカナダのエバン・ダンフィー選手(25才)が48キロを過ぎた終盤、デッドヒートとなった。
 接触でバランスを崩したダンフィーがバランスを崩して失速し、荒井選手が3番目でゴール、ダンフィー選手は4番目だった。
 日本では荒井選手が銅メダルを獲得したと報じられたが、カナダの抗議によって荒井選手は失格、ダンフィー選手が3位とされ、それに対して日本が抗議した結果、レース終了から3時間半後に、荒井選手の銅メダルが確定した。
 そのおりに、ダンフィー選手はコメントを発表した。

「今回のことはレース後に、カナダの陸上競技連盟の判断で行われた。
 お互いぶつかることは競歩ではよくあること。
 競技の一部だと思ってます。
 これ以上、スポーツ仲裁裁判所に上訴するつもりはありません」

 そして、自らのツイッターにはこう書いた。

「Thank you to everyone for you're support today. I'm super proud of my race! Bring on #Tokyo2020」

(今日のレースで応援してくれた皆さん、ありがとう。
 私はこのレースぶりをとても誇りに思っています。
 2020年の東京オリンピックに向けて頑張ります)

 一方の荒井選手はレース直後、こう語っていた。

「最後の1周で抜かれるかもしれないと思ったら、『絶対負けられないな』という気持ちになって、自分でも不思議になるくらい力が出た。
 ここまでつらいこともたくさんあったが、メダルを取ることができて本当によかった。」

 両陣営による抗議の結果を淡々と待ち、裁定後にこう言った。

「レース中の接触はよくあることで、失格は納得できなかったが、3番でゴールしたことには変わりなく、どちらに転んでも次につながるレースになったと思っていた。
 予想外の展開だったが、とりあえずメダルが確定してよかった。」

 事実、両選手はレース後、抱き合って互いの健闘をたたえ合っていた。

「選手間ではフィニッシュ後にハグして『ごめんね』と向こうから言われた」
「悪いことをしたとは思っていないし、彼が怒っているようには見えなかった。
 お騒がせしました」

 なお、ダンフィー選手は、この6日前に20キロ競歩で10位、そして、この〈マラソンより過酷〉と言われるこのレースに臨んだ。
 彼のコメントは適切、完璧だったと言えるのではなかろうか。
 それは、心に余分な曇りがないことを示している。

 俳優高畑裕太容疑者(22才)の婦女暴行事件、受験勉強をしないからと父親(48才)が小学生の息子を刺殺した事件、千葉県の路上で若い女性2人が通り魔的に相次いで刺された事件、コンサートのチケットが不当に高額転売されている状況。
 こんな新聞の紙面を眺め、アスリートのまごころを書きとめておかねばならないと思った。

 今日の守本尊虚空蔵菩薩様の真言です。
「のうぼう あきゃしゃきゃらばや おん ありきゃまりぼり そわか」
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=IY7mdsDVBk8

 ご関心のある方は当山のホームページ(http://hourakuji.net/)をご笑覧ください。

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