コラム

 公開日: 2012-07-25  最終更新日: 2014-06-04

2012年8月の運勢

※昨日、アップするのを失念しました。

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。





 2012年8月─平成24年8月(葉月…8月7日から9月6日まで)─の運勢です。
 運気の流れによる注意点を参考にし、人間修行の六波羅蜜(ロッパラミツ)行で改運し、開運し、快運となりますよう。

一 大地のありがたみを再確認しましょう

 私たちは大地に足をついて生きていますが、考えてみれば不思議なことです。
 もしも、宇宙船の中にいるのと同じ無重力状態になり、いつも空中ににプカプカと浮かんでいたなら、私たちの心はどのようにはたらくのでしょうか?
 宿り木を持たず飛行したままの鳥や、家のない犬や猫や、休まずにはたらいているアリなどに囲まれているとしたなら、私たちはどうなるでしょうか?
 すべての生きものは、その生を安定させる〈拠り所〉を持っており、これがあればこそ一日・一年・一生を一定のリズムに合わせて生き通せます。
 こうした〈拠り所〉の大元こそが大地です。
 大地の恵みを受けていない生きものはありません。
 横になって眠り、大地に蓄えられた水を飲み、地面に足をついて立ち歩めることのありがたさを再確認したいものです。

二 母のありがたみを再確認しましょう

 生きものは育つ力を内包していますが、育てられる縁に恵まれなければ、まっとうに育てません。
 産みおとし、育ててくれる〈母なるもの〉こそが縁の最たるものです。
 生まれた子のために、生んだ母の方が時として自分のいのちの危険をかえりみず守ってくれるのも、不思議なことです。
 一つの完結した生命体が、いわば自分の分身としてもう一つの完結した生命体を世に出し、それが順調に育つためには、自分の命すら捨てるとはどういうことでしょうか?
 ビートたけしの母親は、たけしの親だけあって、いつもたけしへ厳しくあたり、毒づいたりもしていました。
 たけしが有名になってから時折、小遣いをせびるようになり、たけしは「また、金か……」と思いながら送っていましたが、母親はそっくり手をつけずに、たけし名義の通帳へ残しておいてくれました。
 自分のためにはびた一文使わず、我が子のいざという時のためにと、黙って遺してくれたのです。
 我が子のためにすべてを捧げる心は、悲母観音の慈悲心に象徴されます。
 母親の気持を想えば、たとえ慢心や落胆のために枯渇しかかっていた慈悲心も復活するのではないでしょうか。

三 「得意澹然(タンゼン)、失意泰然(タイゼン)」と口ずさみましょう

「澹」は水がゆったりとたゆたい静かで落ち着いた様子です。
 順調な時期には舞い上がらず、浮つかず、澄んだ水が満々と湛えられた湖をイメージして過ごし、不調な時期には焦らず、落ち込まず、どんな強風にもどっしりと構えて揺るがない山をイメージして過ごしましょう。
 ものごとがうまく行かないと他を批判したり、貶したりしがちですが、それではなりません。
 運気の流れをますます悪くし、自分がなかなか停滞から抜け出せなくなる危険性があります。
 何か気に入らないことがあったなら、まずは、相手の身になってみましょう。
 たとえば「死は穢れではないから、ご葬儀に関するお清め塩は使いません」と言われ、とまどった場合、自分もそう考えれば使わなければ良いし、違和感や不安感がぬぐえないなら、使えば良いだけのことです。
 相手の身になってみれば、目くじらを立てて言い争うまでもないことがすぐにわかるはずです。
 そもそも、宗教と食生活とセックスは文化・文明により、地域により、そして人によってそれぞれであり、自分が「これでよい」と思っているのは、あくまでも〈自分の特異性の範囲〉と心得たいものです。
 自分のやり方で他人を染めようとするのは傲慢であり、よけいなおせっかいであり、時として、無礼でもあります。
 不調だとこうした身近な問題に関して他のやり方へ不満を募らせたり攻撃的になったりしがちですが、多少、感覚や感情にひっかかりが生じても、守本尊様を信じ、大山を風が吹くイメージで過ごし、運気の転換を早めましょう。
(ここに書いたことごとも「one of them」に過ぎません)

 皆さんの開運を祈っています!

○今月の六波羅蜜(ロッパラミツ)行
 仏道修行の基本はこの6つであり、出家と在家とを問わず、菩薩(ボサツ)になるための道です。

[布施(フセ)行と運勢]水を供えましょう。
 精進の人は細心の注意をもってことにあたり無事安全です。
 不精進の人は自分の利益に眼がくらみ、将来にわたる盛衰の道を選び損ないがちです。
[持戒(ジカイ)行と運勢]塗香(ヅコウ)で身と心を清めましょう。
 精進の人は公正無私な姿勢が認められ、指導的立場にも立てます。
 不精進の人は「出る釘は打たれる」となりがちです。
[忍辱(ニンニク)行と運勢]お花を供えましょう。
 精進の人は不透明な状況で我を通さず無事安全です。
 不精進の人は不平不満をもって他へぶつかり、忠告なども無視して失敗しがちです。
[精進行と運勢]お線香を供えましょう。
 精進の人は言葉を慎みつつ他のためになり成功します。
 不精進の人は自分の財を増やすつもりが軽はずみなおしゃべりで散財となってしまいがちです。
[禅定行と運勢]飯食(オンジキ)を供えましょう。
 精進の人は真理・真実のありかを観て行動し信頼を獲得します。
 不精進の人は正邪善悪の分別を軽く観て暴走し、災いを招きがちです。
[智慧行と運勢]灯火を供えましょう。
 精進の人は身内なども含めてつまらぬ紛争を避け無事安全です。
 不精進の人は私的・公的に自分の利のみを求めて争い悪人の介入を招き失敗しがちです。



 こうした内容に関心のある方はブログ(http://hourakuji.blog115.fc2.com/)の拙稿をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。

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