コラム

 公開日: 2012-12-23  最終更新日: 2014-06-04

2013年1月の運勢(平成25年1月の運勢) ─流れの生かし方と人生修行─

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。





 2013年1月─平成25年1月(睦月…1月5日から2月3日まで)─の運勢です。
 運気の流れによる注意点を参考にし、人間修行の六波羅蜜(ロッパラミツ)行で改運し、開運し、快運となりますよう。

一 障碍にめげず、やがて来る春を辛抱強く待ちましょう 

 今月の運気は「渋滞」を特徴としています。
 ものごとが順調に進まない時期は、忍耐という形で自分を鍛えましょう。
 この場合、ただ我慢するだけではなく、これまでとは異なった視点から対象を見直すのも一法です。
 たとえば、自分の方針に頑として反対する人がいる場合、相手を〈この分からず屋〉としか見てこなかったのではないでしょうか?
 膠着状態は、相手が理解力に欠けていることだけが理由なのかどうか、立ち止まって考え直す必要があります。 もしかすると、以前、相手へ不快な思いをさせる言動があったのではないしょうか?
 あるいは、話を持ちかける順番をまちがうなど、不手際や考慮に欠けた面はなかったでしょうか?
 また、反対している〈理由〉だけではなく、〈気持〉をもよく想像してみる必要があります。
 人は思っている以上に感情的な動物です。
 道理など簡単に吹っ飛ばしてしまい、正されれば依怙地になったりするのも現実です。
 こんなことを考えつつ、希望を失わずにやってみてはいかがでしょうか。

二 一人でくよくよ心配せず、信頼できる相手を選んで、気軽に相談してみましょう

 自分の考えで突破できなくなると、考えがぐるぐる回りだしたりします。
 あるいは、何度も同じ筋道を行ったり来たりもします。
 ここで警戒せねばならないのは、思考停止してしまうことです。
「もう、いいや」となれば必ずろくな結果になりません。
 志を捨てるか、あるいは自爆的な行為に走るか、あとになって「ああして良かった」とはとても思えない結果になること必定です。
 こんな成り行きをたどるくらいなら、多少、プライドが傷つこうが、面倒だろうが、この人ならと思う誰かの懐へ裸で飛び込んでみるべきです。
 もしも相手の人となりを見誤ったならば、自分の眼力のなさを恥じ、悔いるしかありません。
 選び方のポイントを一つ挙げるならば、何であれ「道の人」であることでしょうか。
 私には、なかなか果たせない願いがあります。
 それは斎場でお世話になっている皆さんと胸襟を開いてお話しすることです。
 いつも、淡々と、しかし、おざなりの気持はみじんもなく、仕事をこなしておられる方々は、私には何かを教えていただける「道の人」に思えてなりません。
 どなたの身近にも必ずそうした人がおられるのではないでしょうか。

三 もしかして、自分は誰かへ何かを強いているかも知れません。それはどういうことか、省みてみましょう 
 人は一人では生きられません。
 誰かの〈おかげ〉があればこそ、今の一瞬を過ごしていられます。
 それと同様に、誰しもが、誰かに対して何かを強いてもいるはずです。
 たとえば、弱くなった妻が「お父さん、灯油がないよ」と言います。
 ほとんど座っているだけの妻の背中にある小さなストーブが消えたのです。
「はいよ」と仕事の手を休めてお勝手へ走りながら考えます。
〝今まで、これはずっと、妻の仕事だった。
 自分が家事の何かについて口にすれば、ほとんど自動的に妻が応えてくれていた。
 何もかもが、当たり前だった。
 ときおり、ありがたいとは思っても、ただそれだけで、もしかして強いていたのではないかと気づきはしなかった。
 軽々しい〈おかげさま〉にとどまらず、それと気づかぬままに〈強いている〉自分の傲慢さ、身勝手さをもっとしっかり省みるべきだった〟
 決して害する意識が伴う悪心からではなくても、思い込みや勘違いや思慮不足のために、無意識の裡に心ならずも強いながら生きている存在であることに思いをいたすのは、意外なほど心の清めになりそうです。
 ただし、これはあくまでも一心の問題であり、客観的な事実がどうであるかということとは必ずしも一致しません。
 妻の背中を暖める役割は私にしか果たせず、強いられていると言えなくもありませんが、私の心中の真実は別です。
 強いて来たことに気づかせてもらった感謝と早く気づいてやれなかった懺悔、この二つしかないからです。

四 もうだめ、というところまで行かないうちに、思い切って一休みしてみましょう

 一休さんの名前の由来です。
「有漏路(ウロジ)より無漏路(ムロジ)へ帰る一休み雨降らば降れ風吹かば吹け」
(私たちは、煩悩の汚れ、穢れが心身から漏れ出してやまないこの俗世にあって、そうしたものがないみ仏の世界へ帰る旅人である。
 憂き世の風が吹くなら吹くにまかせようではないか。
 雨が降るなら降るにまかせようではないか)

 今月の六波羅蜜行と運勢です。
 精進しようではありませんか。
 皆さんの開運を祈っています!

[布施(フセ)行と運勢]水を供えましょう。
 精進の人は己を知り、和順を第一にして急進せず、無事安全です。
 不精進の人は勝手な陰謀術数に走り、無知無才を露呈して危機に陥りがちです。
[持戒(ジカイ)行と運勢]塗香(ヅコウ)で身と心を清めましょう。
 精進の人は表面穏和でも内心は強い警戒心を解かず、争いを避け無事安全です。
 不精進の人は自分から争いを招きがちです。
[忍辱(ニンニク)行と運勢]お花を供えましょう。
 精進の人は野心を出さず、道を守って前進します。
 不精進の人はたった今、目の前の喜びを求め、嫉妬などに足を引っぱられて失敗しがちです。
[精進行と運勢]お線香を供えましょう。
 精進の人は見切り千両と腹を決め、援助者が出て救われます。
 不精進の人は無常や不条理へ無謀な戦いを挑み、当てが外れて失敗しがちです。
[禅定行と運勢]飯食(オンジキ)を供えましょう。
 精進の人は早くから危険防止に努め、徳行が役に立って無事安全です。
 不精進の人は不相応な力勝負に出て自ら失敗を招きがちです。
[智慧行と運勢]灯火を供えましょう。
 精進の人は自分の高慢心を知って自重し、危険を未然に防ぎます。
 不精進の人は自分を買いかぶり、女性や子どもに見破られて失敗しがちです。



 
 こうした内容に関心のある方はブログ(http://hourakuji.blog115.fc2.com/)の拙稿をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。

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