コラム

 公開日: 2013-01-18  最終更新日: 2014-06-04

いじめ、いじめられているお子さんへ(その4) ─親御さんが教育するための一助として─

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。






 主として、いじめているお子さん、いじめられているお子さんのために、簡単な運勢を書きました。
 運勢はいのちと心が動いて行く可能性の高い方向を示しています。
 必ずそうなるわけではないので、決して予言やお告げではありません。
 良き可能性をどんどん伸ばし、悪しき可能性へは早めに処置するためこそ、古人はこうした判断方法を残してくれました。
 縛られることなく、兆しを見逃さず、智慧をもって対応するのがそれを生かすコツと言えそうです。

【数え年16才の貴方】

 自分の好むものに対するこだわりが強くなって、熱心に勉強や研究をし、そこ子らしさがどんどんつくられます。
 しかし、場合によっては生活のリズムを崩したり、気まま勝手に走ったりしかねません。
 他人が自分の気に入らないものや自分の信じられないものを好むことへの攻撃的な姿勢も出始めるので、お互いを尊重し合う寛容の精神をきちんと学んでおきましょう。
 また、特定のものへ関心を深めると同時に、それがきっかけとなって関連から関連をたどって視野を広げて行ければ最高です。

 今年は、集中心もやる気も高まりますが、それが強ければ強いほど、自分のイメージどおりに進まないもどかしさも感じます。
 そこでじっと雨風に耐えて咲く花のような忍耐力を学び、身につけたいところです。
 切れてしまう子になるかどうかの別れ目でもあり、試練を成長へ結びつけましょう。
 父親が厳しくしつけようとするよりも、母親や叔母さんやお祖母さんの上手な教育、あるいは説得がポイントです。
 攻撃的な気持やもどかしさが強くなってきたなら、大日如来様の梵字やお姿をイメージして祈れば、祈りの響きの中へそうした悩みは解消してしまいましょう。
 真言は「のうまく さんまんだ ぼだなん あびらうんけん」です。
 又は「あびらうんけん」だけでも心中のみ仏へ届き、心の波はおさまることでしょう。
 自分の関心が良からぬ方へ向いているのをわかっているのにやめられなかったり、悪友との腐れ縁に悩む時も、真言を微音(ビオン…聞こえるか聞こえないかはっきりしない程度の大きさ)でゆっくり108返、口にしてみましょう。
 深呼吸し、吐く息と一緒に怒りや恨みや嫌悪などが体内から外へ出てしまうイメージを持つのも役立ちます。
 お腹が不調だと気持も弱るので、甘くみないで早く調子を整えましょう。

 こうしたことに気をつけながら過ごし、いじめたい心が起こった時も、いじめに遭って辛い時も、この一年を守ってくださる守本尊大日如来様のご加護で開運しましょう。
 我が子であるかどうかにかかわらず、周囲の大人たちはどんどん伸びつつある若人たちを優しく見守ってあげたいものです。

【数え年17才の貴方】

 こうすればこうなるという因果の流れがよく見え始め、どんどん大人になります。
 その一方で、こんなことになるのはおかしい、どうしてこれが通じないのか、なぜあんなことが通用するのか、といった疑問や憤懣も起こります。
 ここで大事なのは、他者や社会へ対して関心を持ち正邪善悪をはっきりさせずにはおかれない正義感を正しく育てることです。
 ポイントは、自分の考えを客観的に見直して、独り善がりではないか、狭い考えではないかなどと謙虚にふり返る習慣をつけることです。
 もう一つは、何かを「悪」と断じようとする時、断じられる側にあるプラスの面や言い分なども冷静に調べてみることです。
 そうすれば視野が広がり、心も尖らず、無用に敵をつくらない人徳のある人間性が育てられることでしょう。

 新しい事態が起こり、新鮮な驚きや嬉しい発見があります。
 その一方で、確かだと信じているものが実は砂上の楼閣だったり、幻だったりという体験が起こるかも知れません。
 何が起こっても精進の態度を捨てず、勇気を持って信念どおりの行動をつらぬきましょう。
 良いと思ったことは結論を急がず、すぐに結果が出なくてもやり続けましょう。
 反面、いろいろな思いつきが起こった時は、まずメモをとり、一つ一つ丁寧に考えてみて、捨てるべきものはきっぱりと捨て、やろうしたものは方法や時期などを考えた上で行動に移しましょう。
 兄や姉、あるいは先輩などの助言も役立つことでしょう。
 虚実入り交じる中で混乱しそうになったなら、文殊菩薩様の梵字やお姿をイメージして祈れば、祈りの響きの中へそうした悩みは解消してしまいましょう。
 真言は「おん あらはしゃのう」です。
 正しいものよりも面白いものに引きずられそうになった時、伸ばしたいものが障碍に遭った時、口論になりそうな時、真言を心で唱え平静で強い心を取り戻しましょう。
 イライラしたり落ち込んだりしたなら、早めに心と身体を休め、解放して疲れを溜めないように気を配りましょう。

 こうしたことに気をつけながら過ごし、いじめたい心が起こった時も、いじめに遭って辛い時も、この一年を守ってくださる守本尊文殊菩薩様のご加護で開運しましょう。
 我が子であるかどうかにかかわらず、周囲の大人たちはどんどん伸びつつある若人たちを優しく見守ってあげたいものです。



 

 こうした内容に関心のある方はブログ(http://hourakuji.blog115.fc2.com/)の拙稿をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。

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