コラム

 公開日: 2013-01-20  最終更新日: 2014-06-04

しもやけとアロエ軟膏の話

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。







 足がずっとしもやけ続きで、痛痒い部分はときおり、ここが酷いよと告げてきます。
 すると、ああ、道具が故障しかかっているなあと自分の身体を客観的に観る目がはたらき、そのうちに何とか修理せねばとは思うものの、目先、やらねばならないことに追われ、薬を探すめんどうを省いてきました。
 風呂から上がり、妻へしもやけが痛いと言ったら、「アロエがあるよ」と、どこからか持ってきました。
 その昔、母がアロエを育てていて、家族の誰かが火傷をしたり、すりむいたり、胃腸の調子が狂ったりすると葉を切って寒天ふうの葉肉をていねいに取り出し、、万能薬のように用いていたものです。
 家のどこに何があるかさっぱり知らない私は、アロエに軟膏などというしゃれたものがあるのかと半信半疑ながら患部へ塗りつけ、サランラップで足をぐるぐる巻きにしました。

 わずか一日で疑いは見事に晴れ、あらためて、つくづくと箱を眺めました。
「自然生まれのアロエが効く ひび・あかぎれ・切りきずに」というキャッチフレーズはともかく、製造が『アロエ製薬』、そして「第3類医薬品」という表示にしばし、視線が止まりました。
 アロエで成り立っている製薬会社があるのは、アロエの効能が確かなことを示しています。
 そして、お国に認められた「医薬品」とある以上、アロエは今や、信仰が半分は入っていたとおぼしき母の使用レベルより格段に飛躍した扱いを受けているようです。
 アロエ一筋という気配に惹かれ、『アロエ製薬』をネットで調べてみたところ、「会社案内」を読んで、やはり、と嬉しくなりました。

「私たちアロエ製薬は長年にわたり、アロエだけをみつめ、アロエの研究に専念してきました。
病気を治し、健康を守る本当の力は、人間のからだに宿る自己治癒力にあると私たちは考えます。

 アロエは、からだの働きを促進し、自己治癒力を高めるといわれています。
 また、このアロエは4000年の昔から今に伝わる薬草です。エジプトからギリシア、ローマ、ヨーロッパへと、アロエは文明とともに伝えられました。アロエの幅広い薬効とおだやかな作用が、多くの人に受け継がれてきたのです。
 
『アロエだから、できることがある。
アロエにしか、できないことがある。』

 アロエ専門の製薬会社として誕生してから40年あまり、 一心に歩んできた私たちはこう確信しています。

 そして、このアロエという自然が生み出した素晴らしい薬草の効果をすべての人にお届けすること、それが私たちアロエ製薬の使命であり、アロエ製薬にしかできないことだと考えています。
  
 これからもアロエとともに、みなさまの健やかで笑顔の暮らしに寄与できることを
 一番のよろこびとして歩んでまいります。」

 さらに嬉しいことに、「製品情報」としては『アロエ軟膏』と『アロエ製薬便秘錠』の二種類のみで、もちろん、アロエ以外の商品はありません。
 成分を読んでもっと嬉しくなりました。
 アロエ末とアロエ葉末が主成分で、添加物としては、ワセリン、ラノリン、オリブ油、トウモロコシデンプン、香料が示されています。
 ワセリンは石油を分留した油、ラノリンも羊毛に付着している分泌物を精製・脱水した油であり、身近で歴史が安全を物語るもののみを用いた薬なのです。
 そう言えば、去年、妻が転んでたんこぶを作った時も、信徒さんから届けられた芋の湿布薬でたちまち治ったのでした。

 明治34年生まれの創業者は「生物の生命を救う物質が植物にないものか」と考えていたところ、日中戦争で足を切断した時は目の前のローソクで患部をふさぎ、マラリアも自力で治して生還し、ますます「自分のケガや病気は、自分で治さなければ」と痛感し、ついにアロエに出会ったそうです。
 お大師様の言葉どおりです。
「病気を治したいという崇高な志を持った人の目には、道端にあるものが皆、薬として生かされ、鑑定眼の優れた人の目には、岩石が宝ものに見える。
 眼力のあるなし、世界がどう見えるかは、人それぞれである。
(──宗教についても)」

 私も亡き母のように、すなおに、アロエを育ててみたくなりました。

〈この稿をお読みいただいた貴方様へ心より感謝しています〉



 

 こうした内容に関心のある方はブログ(http://hourakuji.blog115.fc2.com/)の拙稿をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。

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