コラム

 公開日: 2013-04-14  最終更新日: 2014-06-04

寺子屋『法楽館』「自然と人間」が終わりました(その1) ─自然の恵みを使うだけ使ってきた人間─

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。






 4月14日、(株)斎藤気象予報士事務所の斎藤恭紀先生より、ご講話をいただきました。
 大変なボリュームのある内容を休みなく、どんどん説明されるので、メモがほとんど間に合いませんでしたが、確認できる限り、書いておきます。

○今朝の5時33分、淡路島付近を震源として発生した最大震度6弱の地震は、巨大地震の前触れである。

○気象予報士は、雲を見て天気を判断する。

 雲は気団と気団の間に発生し、上昇する。
 カザフスタン付近の砂嵐も一緒に上昇し、寒冷前線と共に日本へ迫ってくる。
 現在、大陸には冬の気団があり、太平洋南西方向には夏の気団があり、真ん中の日本付近には春の気団がある。
 砂嵐の砂が日本へ自然降下してくるのが黄砂であり、21世紀に入って増えている。
 原因は中国の砂漠化であり、砂漠化する主な原因は4つある。

1 行き過ぎた放牧
2 急速な宅地化
3 人口増加による野菜の需要による畑作の拡大
4 水不足

○爆弾低気圧は、偏西風の大蛇行による

 その原因は地球の温暖化にある。
 北極海の氷が少なくなっていることに関係している。
 干ばつも蛇行と関連して起こっている。

○温暖化の問題

 西暦1000年から2000年の気温の変化は、木や珊瑚をくり抜いて調べる。
 気温が急上昇している時期はCO2の急上昇と一致しており、その原因は産業革命にある。
 現在の温暖化とそれに伴う巨大な竜巻など諸々の気象の問題は〈人間が便利さを追究し、地球へ過度に負担をかけた〉結果として生じた。
 人間優先の思想で謙虚さを忘れ、地球規模で「天に唾する」姿勢が、人間を苦しめるに至っている。

○花粉症の問題

 人間にはある主の器があり、それが一杯になると花粉症になるとされる。
 今や日本の全人口の2~3割とされるほど花粉症が蔓延したのは〈自然の恵みを使うだけ使い、自然に対する謙虚さを忘れた人間への警鐘〉である。
 戦後、木を伐った山にどんどん杉を植えた。
 それは、早くまっすぐに伸び、材木として便利だからである。
 しかし、昭和30年代に早くも輸入材が入り始めると国産材は不要になり、山を放置した結果、杉が伸び放題となった山から花粉が大量に飛来することとなった。

○PM2・5の問題

 花粉よりもずっと小さいこの微小粒子状物質に関しては、情報に気をつけて考える必要がある。
 最近、急に大問題になりつつあるが、日本ではずっと以前から飛んでおり、しかも徐々に減りつつある。
 それが注目されだしたのは、平成21年に環境省が、1日平均35マイクログラム以下という厳しい環境基準を定めたからである。
 今年の2月には「PM2・5に関する専門家会合」が開かれ、マスコミも盛んにとりあげるようになった。
 吸い過ぎると気管支炎や喘息になる危険性があり、充分に注意する必要はあるが、あまり過度に反応するのはいかがなものか。
(私がこれまで、身近な4名の内科や耳鼻咽喉科の医師へ患者の状況とPM2・5との関係を質問したところ、全員が「その影響で患者さんが増えていると判断してはいません」と明確に回答された)
 むしろ、アメリカが「PM2・5の量は温暖化の指標」とし、結果的にシェールガス使用を拡大させようとしている意図なども見え隠れする。
 私たちは、情報に踊らされず、深く冷静に判断せねばならない。





 こうした内容に関心のある方はブログ(http://hourakuji.blog115.fc2.com/)の拙稿をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。

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