コラム

 公開日: 2014-01-01  最終更新日: 2014-06-04

新しい年を迎えて ─ご挨拶・運勢・開運のポイント─

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。









○ご挨拶

 皆さん、新しい年を迎えられ、本当によかったですね。
 皆さんと共に新しい年を迎えられたことは、ありがたくてなりません。
 最近、高校で同期だった仲間が作る文集に、こんなことを書きました。
「目と目を見ながら語り合った友人たちは不思議にも、事実として、一生の宝ものとなるのである」
 当山は、仏縁のつながった方々のほとんどと、互いに目と目を見ながら、心で固い握手をしています。
 悲しみにあっても、苦しみにあっても、あるいは喜びにあっても、〈そちら側におられる〉他人は一人もおられません。
 皆さんがどう思われていようと、当山にとって、仏縁の糸で結ばれた方々は等しくご本尊様を中心とした親戚のようなものです。

 昔、お釈迦様が説法される時、人間だけでなく、神々も動物たちまでもが周囲へ集い、耳をかたむけ、救われたとされています。
 同じように、人生相談にこられる方も、あるいはご祈祷やご葬儀やご供養のご縁で足を運ばれる方も、役員さん方も住職も職員も、すべて、一緒にご本尊様のご加護を受けています。
 そうした方々と共に日々を過ごせることは寺院として本望です。
 皆さんは当山にとって永遠の宝ものであり、当山も又、皆さんのささやかな宝ものでありたいと願っています。

 お正月に5回行うご祈祷では、ご本尊さまの前でまず懺悔を行います。
 そして、戒めを確認し、菩薩(ボサツ)として生きる具体的な行動を誓います。
 ご先祖様方をご供養し、よき願いには如意宝珠(ニョウホウジュ)のお力をいただきます。
 こうして自らを清め、人間たる行為に邁進すれば、生まれと共に見守ってこられた守本尊様のご加護が増し、自ずと、目的達成への足どりは強まることでしょう。

 また、昨年のお盆にひき続き、3日(金)の午後2時には当山を出発し、仙台市泉区で建設が進行している『みやぎ四国八十八か所巡り道場』の参拝を行います。
 お大師様は、四国全体を一つの修行道場とみなし、覚悟を決め、修行し、結果を得、憩うという救済の道筋を明らかにされました。
 1年の新たなサイクルが始まる時、お大師様の志を偲びながら共に白雪を踏み、「南無大師遍照金剛(ナムダイシヘンジョウコンゴウ)」とお唱えしましょう。
 まだ10分の1しか造られていませんが、わずか30分のお詣りでも、私たちの誠心は必ずや、お大師様がおられる弥勒菩薩様の浄土へ届くことでしょう。
 道場の守本尊であるお地蔵様の後には、東日本大震災で犠牲になられた方々をご慰霊申しあげるためのお塔婆が立っています。
 御霊となられた方々へ供養のまことを捧げ、文明の大転換点をしっかり生きる覚悟を新たにしようではありませんか。

 さて、今年は、第47回目となる寺子屋(1月11日)に、〈言の葉アーティスト〉であり、ロゴセラピストの資格もある渡辺祥子氏をお招き申しあげ、言葉について考えることにしました。
 東日本大震災後は、亡くなられた方々や被災された方々のお心をおもんばかりながら、できることをさせていただきたいという尊い心が全国に広がり、多くの方々が、「さて……」と立ち止まられたことでしょう。
 自分は、どなたへ、どういう言葉をかけられるか?
 どう言葉を交わしたらいいか?
 かける言葉にどれほどの価値があるのか?
 あの時以来、私たちは、言葉というものの持つ重みや繊細さを再認識しつつ、ここまで来たたはずです。
 春が来れば丸3年となる今、皆さんは、ご自身なりにどんな答を見つけ出されたでしょうか。
 そして、どう語り、どう生きておられるでしょうか。

 渡辺祥子氏の思いです。

「普段何気なく使っている言葉に、改めて目を向けてみませんか?
 新しい年の始まり。
 私たちのなかに流れる宝物を、皆さんと確認したいと思います」

 共に感じ、考えてみましょう。

 また、今年は、初めて新年会を催します。
 畏まったものでなく、寺子屋に引き続いての気楽な懇親会です。
 お互いの無事と元気を確認し合い、「おかげさま」「おたがいさま」で新たな年を和やかにスタートさせようではありませんか。

○今年一年間の運気の流れ

一 ものごとを新しくはじめたくなる
 
 どんどん前へ行きたくなる今年、注意すべきは、「新芽に肥料をやり過ぎてはいけない」ということです。
 新芽の段階では、早く成長するようにとたくさん肥料を与えるよりも、土や水分や温度に心をくばってあげる方が、植物自身の成長力を伸ばせるものです。

二 因縁や気持や志を同じくする人々が集い、和する

 順調な場合に結束力が高まるのは当然ですが、問題が発生した時こそ真価が問われます。
 そこで苦しみを共にし、助け合ってこそ真の仲間です。プロ野球『楽天』のイメージでやりましょう。

三 頑固な自己主張がぶつかって争いとなり、窮地から脱しにくくなる

 一生懸命になる余り、〈聴く耳〉を持たなくなっては危険です。
 いくら仲間とはいえ、強気な同士がお互いに一歩も退がらないと、不毛で危険なチキンレースになりかねません。

四 仏神や目上を蔑(ナイガシ)ろにする心が起こり、突然の信用失墜を招きやすい

 ものごとがうまく進むと、どうしても高慢になり、楽観しがちになり、周囲の支えや仏神のご加護を考えなくなりがちです。
 それでは、知らぬ間に運気が下がり、痛い目に遭いかねません。

五 理にそぐわない思想や宗教がはびこり、まっとうなな精神が見えにくくなる

 不安や不満が世間を覆うと、つけ込む輩が現れ、タブーめいたことや、〈隠れた悪玉〉探しを流行させるものです。
 情報は自分で判断し、おかしなものに乗せられないようにしましょう。

○開運のポイントは

 さて、こんな平成26年は、〈親しみ合い〉と〈競い合い〉とのバランスが難しい一年になりそうです。
 信念や使命感や情念のこもった言葉が人の心を衝き動かして大きな力を生み出す一方、迂闊なやりとりで肝腎なものが壊れ、信用を失う危険性もあります。
 ふと、意識せぬままに漏らすひと言が、前途に大きくかかわるかも知れません。

 言葉は当然、心を反映します。
 たとえば、『伊佐ホームズ』(東京都世田谷区)社長伊佐裕氏の言葉です。
「人物と同様に良い建築は内外が一体となる。
 私たちの仕事も斯くありたい」。
 実にシンプルですが、社長と会社の姿勢を示すのに、他の言葉はもう要りません。
 創られたモノとしての家に〈ごまかし〉や〈見てくれ〉がないのと同じように、社長にも会社もそうしたものとは無縁だろうと信じさせるとてつもない説得力があります。
 ここで言う「内外」とは家の内側と外側だけではありません。
 会社の方針と商品としての家であり、社長をはじめはたらく人々の心がけと仕事ぶりであり、さらには、会社の思想と芸術作品としての家などの関係をも含んでいます。
 こうした言葉は、誠意や真心やぶれない信条などが積み重ならなければ出てきません。

 言葉に気をつけるとは畢竟、心のありように気をつけることに他なりません。
 まごころをもって語り、書き、共によくなる一年にしたいものです。

◎お詫び

 常日頃、皆様から温かいお励ましや、お礼や、ご意見や、ご芳志などを賜っておりますが、お返事やご挨拶がなかなか思うに任せず、ご無礼を重ねておりますことを、あらためて心よりお詫び申し上げます。

 感謝とお詫びにて新年のご挨拶を終わらせていただきます。合掌 



〈新年最初の護摩法です〉



〈秘仏になっている当山開基時代からの守本尊様方をご開帳しています〉

「のうまく さんまんだ ぼだなん あびらうんけん」※今日の守本尊大日如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=LEz1cSpCaXA



 ご関心のある方は当山のホームページ(http://hourakuji.net/)をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。

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遠藤龍地

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