コラム

 公開日: 2014-04-09  最終更新日: 2014-06-04

守本尊様はどういう方々か ─身近な仏様のお救い─ 第五十一回寺子屋『法楽館』のお知らせ

 おはようございます。
 皆さん、今日もお会いできましたね。
 今般の大災害に際し、亡くなられた方々と、被災された方々と、原発事故の現場をはじめ、復興に尽力しておられる方々に、み仏のご加護がありますよう心よりお祈り申し上げます。




 当山では毎月一度、参加自由の寺子屋を開催しています。
 今回は、前回、時間切れとなった「四苦八苦の克服法」の残りと、私たちに身近な守本尊(マモリホンゾン)様とはどういう方々なのか、いざとい う時、どうお祈りすればよいか、などについて、わかりやすくご説明します。
 多くの方々がご自身の守本尊様がどなたであるかは知っておられるでしょう。
 しかし、なぜ、子年(ネドシ)生まれの守本尊様が千手観音様で、千手観音様は本厄年の厄払いも担当してくださるのか?
 こういったことについて は、あまりご存じないのではないでしょうか。

 たとえば……。
 子年の「子」は北の方位を指します。
 北を守るのは、古来、千手観音様とされています。
 だから、子年生まれの方は、千手観音様が一生、守本尊様としてお見守りくださいます。
 また、本厄の年は、生まれの縁となった本命星(ホンミョウショウ)が北の方位に位置します。
 だから、本厄の厄払いでは、千手観音様のご加護におすがりします。
 
 観音様をお讃えする経典には、こう示されています。

「順風満帆(ジュンプウマンパン)平安の時期(トキ)に思わぬ災難に出会ったときの苦しみを救い給(タモ)うたその人を、観音菩薩応現(オウゲン)の姿であったと手を合わす心ぞ真(マコト)に菩提心(ボダイシン)。
 この菩提心堅持(ケンジ)して観音菩薩を念ずれば必ず菩薩眼前に現れ衆生(シュジョウ)を救済(さい)す。」

 何をやってもうまくことが運び、有頂天になっている時に思わぬできごとが起こり、運勢の急展開に苦しむ場合があります。
 これまで一緒にやっていた人や支援者などが、掌を返したように去ってしまう。
 そんなおりに、思わぬ人が救いの手を差し伸べてくれたりします。
「ああ、観音様が現れてくださった」
 思わず心で合掌することがあるものです。
 救われて心の底からありがたいと思えば、必ず、自分も、誰かへ手を差し伸べずにはいられなくなります。
 そのことが「手を合わす心ぞ真(マコト)に菩提心」でありましょう。
 かつて、托鉢に勤しんだ日々にあって、幾度も幾度も、数知れず観音様にお救いいただいた身には、この教えが身に沁みて理解できます。
 厳寒の日には、一椀の熱いおしるこをいただき、猛暑の日には、冷たいジュースをくださった方々がおられます。
 あるいは、一町四方歩いてもまったく托鉢を受けていただけない日、最後の一軒で、たまたまご家族のお命日にあたっているからと仏前でお唱えさせてくださった方など……。
「必ず菩薩眼前に現れ衆生(シュジョウ)を救済(さい)す」はまごうかたなき真実です。

 こうしたお話を申しあげる予定です。
 質疑応答の時間もあります。
 どうぞふるってご参加ください。

・講師  住職遠藤龍地
・日時  4月12日(土)午後1時30分より3時30分頃まで
・会場  大師山法楽寺講堂
・ご志 納金 1000円 中学生以下500円
・送迎  午後1時に『イズミティ21』前へ送迎車がまいります。乗車される方は前日17時までにお申し込みください。

 今日の守本尊阿弥陀如来様の真言です。
 どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=4OCvhacDR7Y



 ご関心のある方は当山のホームページ(http://hourakuji.net/)をご笑覧ください。
 山里の寺から、有縁無縁の方々の、あの世の安心とこの世の幸せを祈っています。/

この記事を書いたプロ

大師山 法楽寺 [ホームページ]

遠藤龍地

宮城県黒川郡大和町宮床字兎野1-11-1 [地図]
TEL:022-346-2106

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