コラム

 公開日: 2013-08-10 

流された血の声は

 本日は午前中、心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けして、午後は福祉プラザで開催されます「不登校・ひきこもり講演会」に出席いたします。

 今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。

 主は(カインに)言われた。
 「あなたは何をしたのです。あなたの弟の血の声が土の中からわたしに叫んでいます」[創世記・4章10]

 人類最初の殺人はだれの仕業でしょうか。そう、カインが弟アベルを殺した一件です。
 主はカインに「弟はどこか?」と尋ね、カインは「知りません。わたしは弟の番人でしょうか?」と答えます。それに対する主のことばを、ここに引用しました。
 ごらんのように、「弟の血の声が叫んでいる」とあります。
 「血の声」を原文ではコール・デメーと言い、血(デメー)が複数形になっています。アベル一人の血が流されたはずなのに、どうして複数形なのでしょうか。
 いろいろと解釈が可能です。血がなんども叫んだから。アベルの羊たちも死んだから。両親(アダムとエバ)の血も流れたことになるから……などなどです。
 でも、こうとることはできないでしょうか。アベルがもし生きていたら、その子ども、さらにその子どもたちと、たくさんの生命が誕生したはずです。カインは彼らをみんな殺したことになります。そのため創世記の著者は、血を複数形で書いたのでしょう。
 一人を傷つけることは、全世界に傷を負わせることになる―ユダヤ哲学マイモニデス(十二世紀)のことばです。折にふれて心したいものです。


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