DMM英会話でレッスンを続けていると、「今の自分ってどれくらい話せるようになったんだろう」と気になってきませんか。毎日レッスンを受けているけれど、実際のレベルが数字で見えないと、なんとなくモヤモヤした気持ちになりますよね。
そんなときに役立つのが、DMM英会話のスピーキングテストです。このテストを受けると、講師が面接形式であなたの英会話力を客観的に評価してくれて、レベルを数値化してもらえます。
でも初めて受ける方にとっては「どんな内容なの」「難しいのかな」「どうやって予約するの」といった疑問がたくさんあると思います。私も最初は不安でしたが、実際に受けてみると思っていたよりもずっと有意義な経験でした。
この記事では、実際にスピーキングテストを受けた経験をもとに、テストの具体的な内容から予約方法、当日の流れ、高得点を取るコツまで、知っておきたい情報をすべてお伝えします。これから受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
DMM英会話のスピーキングテストってどんなもの
まずは、DMM英会話のスピーキングテストがどういうものなのか、基本的なところから見ていきましょう。
講師と面接形式で受けるレベル判定
DMM英会話のスピーキングテストは、講師との面接形式で行われる本格的な英会話力テストです。AIではなく実際の講師が評価してくれるので、発音だけでなく、コミュニケーション能力や表現力なども含めて総合的に判定してもらえます。
最近はアプリでスピーキング力を測定できるサービスも増えていますが、やはり実際の人間と向き合ってテストを受けるのは、独特の緊張感があります。その緊張感こそが、実践的な英会話力を測るのに適していると言えます。
テストの種類は大きく分けて2つ
DMM英会話には、「スピーキングテスト」と「レベル判定テスト」という2種類のテストがあります。それぞれに基礎編と上級編があるので、合計4種類から選べる形です。
この2つの違いですが、実は構成はほとんど同じです。大きな違いは使われる語彙や表現の種類です。スピーキングテストは日常会話寄り、レベル判定テストはビジネス英語寄りの内容になっています。


テストを受けるとどんなメリットがあるのか
スピーキングテストを受けると、いくつかの大きなメリットがあります。
まず、自分の現在のレベルを客観的に把握できることです。自己評価だと甘くなったり厳しくなったりしますが、第三者である講師から評価してもらうことで、正確な実力がわかります。
次に、自分の弱点が明確になります。発音が弱いのか、文法のミスが多いのか、説明力が足りないのか。テスト結果を見れば、今後どこに力を入れて勉強すればいいのかがはっきりします。
さらに、講師から具体的なアドバイスがもらえます。「このレベルならこの教材がおすすめ」「こういう練習をするといい」といった提案をしてもらえるので、今後のレッスンの方向性が決めやすくなります。
スピーキングテストを受けるメリット
現在の英会話レベルが数値でわかる
自分の強みと弱点が明確になる
講師から具体的な学習アドバイスがもらえる
自分に合った教材を見つけられる
成長を実感できてモチベーションが上がる
スピーキングテストの具体的な内容を紹介
それでは、スピーキングテストの具体的な内容を詳しく見ていきましょう。テストは5つのエクササイズで構成されていて、制限時間は全部で約20分です。
Exercise1で発音の基礎をチェック
最初のエクササイズでは、単語と短文の読み上げを行います。配点は5点満点です。
画面に表示される20個の英単語(5ペアが2セット)と5つの短文を、1分以内に読み上げます。単語はright と lightのように、音が似ていて混同しやすいペアになっています。
ここでは、正しい発音やアクセント、イントネーションができているかがチェックされます。時間内に最後まで読み終えることが大前提で、途中で終わってしまうと大幅に減点されてしまいます。
焦って読むと言葉に詰まったり、言い直しが増えたりするので、落ち着いて丁寧に読むことを意識しましょう。
Exercise2で文章の読解力と発音を確認
2つ目のエクササイズも発音チェックですが、今度は文章を読みます。配点は5点満点です。
3段落程度の文章が表示されるので、まず1分間黙読します。その後、1分間で音読します。黙読の時間で文章の内容を理解しながら、発音が難しい単語をチェックしておくのがポイントです。
Exercise1と同様に、時間内に最後まで読み終えることが必須です。途中で終わってしまうと、どんなに発音が良くても高得点は望めません。
Exercise3で理解力とスピーキング力を測定
3つ目のエクササイズでは、先ほど読んだ文章に関する3つの質問に答えます。配点は5点満点で、制限時間は3分以内です。
講師が口頭で質問してくるので、それに対して完全な文章で答える必要があります。ここでは、文章の読解力、発音、スピーキング力、リスニング力が総合的にチェックされます。
答えは文章の中に書いてあることがほとんどですが、Exercise2でどれだけ内容を理解しながら読んでいたかが試されます。時間内にすべての質問に正しく答えられるように、焦らず丁寧に答えましょう。
Exercise4は写真描写で表現力を試される
4つ目のエクササイズは、多くの人が苦戦する写真描写です。配点は5点満点です。
1枚の写真が表示されるので、30秒で説明する内容を考えます。その後、2分間でできるだけ詳しく写真について説明します。
このエクササイズでは、写真をどれだけ具体的に詳細に描写できるかが評価のポイントになります。2分間という比較的長い時間が与えられているので、途中で黙り込んでしまわないように、できるだけたくさんの情報を伝える必要があります。
Exercise5で総合的な会話力を評価
最後のエクササイズは、基礎編と上級編で内容が異なります。配点は10点満点と、他のエクササイズの2倍になっています。
基礎編では、自分自身に関する3つの質問に答えます。仕事のこと、住んでいる場所、休日の過ごし方など、講師がランダムに質問してきます。各質問に対して2分間の解答時間が与えられます。
上級編では、グラフや表を見ながら3つの質問に答えます。データを読み取って、自分の意見を論理的に説明する力が求められます。
Exercise5では、詳細に説明できるか、文法や語彙は正確か、発音は明瞭かなどが総合的に評価されます。配点が高いので、ここで高得点を取れるかどうかがテスト全体の結果を左右します。


基礎編と上級編はどう違うのか
スピーキングテストには基礎編と上級編があると説明しましたが、具体的にどう違うのか見ていきましょう。
対象レベルの違い
基礎編は、DMM英会話レベルの2から6が対象です。初心者から中級者向けと言えます。英検で言うと4級から2級くらい、TOEICだと120点から640点くらいの方が受けるのに適しています。
上級編は、DMM英会話レベルの4から8が対象です。中級者から上級者向けで、英検準2級から準1級、TOEICだと225点から855点くらいの方向けです。
初めて受ける場合は、必ず基礎編から始めることをおすすめします。上級編は思っている以上に難しいので、まずは基礎編でテストの流れを把握してから挑戦するほうが安心です。
出題される語彙や表現の難易度
基礎編と上級編の最も大きな違いは、使われる語彙や表現のレベルです。
基礎編では、日常生活でよく使う基本的な単語や表現が中心です。Exercise2で読む文章も、初級から中級レベルの内容で、無理なく理解できる範囲になっています。
一方、上級編では専門的な語彙や複雑な文構造が含まれてきます。読む文章の量も増えますし、内容もより抽象的になります。Exercise5でグラフを読み取って説明するのも、基礎編にはない要素です。
基礎編と上級編の主な違い
語彙の難易度が全体的に上がる
文章の長さと複雑さが増す
Exercise5の内容が変わる(自分のこと→グラフ説明)
求められる説明の詳細度が高くなる
どちらを選べばいいのか迷ったら
自分がどちらを受ければいいのか迷ったときは、以下の基準で判断してみてください。
英検3級以下、またはTOEIC400点以下の方は、迷わず基礎編を選びましょう。英検準2級から2級、TOEIC400点から600点くらいの方も、まずは基礎編からスタートするのが無難です。
英検2級以上、TOEIC650点以上の方で、すでに上級の教材を使ってレッスンを受けている方なら、上級編に挑戦してもいいでしょう。ただし、一度基礎編を受けてから上級編に進むほうが、テストの形式に慣れることができるのでおすすめです。
評価基準と点数の見方を理解しよう
スピーキングテストがどのように採点されるのか、評価基準を知っておくと、高得点を取るためのポイントが見えてきます。
30点満点での採点方式
スピーキングテストは合計30点満点です。Exercise1から4が各5点、Exercise5が10点という配分になっています。
各エクササイズは0点から満点まで、1点刻みで評価されます。採点基準は公開されていて、以下のような目安になっています。
この基準を見るとわかるように、詳細に説明できているかどうかが大きなポイントになります。単語だけで答えたり、短い文で済ませたりすると、点数は伸びません。
合計点数からDMM英会話レベルが決まる
テストが終わると、5つのエクササイズの合計点数から、DMM英会話のレベルが判定されます。
基礎編の場合、0から5点でレベル2、6から11点でレベル3、12から17点でレベル4、18から23点でレベル5、24から27点でレベル6、28から30点でもレベル6という基準になっています。
上級編では、8から13点でレベル4、14から19点でレベル5、20から24点でレベル6、25から28点でレベル7、29から30点でレベル8と判定されます。
このレベルに応じて、「今できること」と「次のレベルでできること」が示されるので、自分の成長度合いを確認できます。
講師によって採点基準に差がある
ひとつ注意したいのは、講師によって採点の厳しさに差があるということです。
ある講師は細かいミスもしっかりチェックして厳しめに採点しますが、別の講師は全体的に見て評価してくれて、少し甘めに採点することもあります。これは講師の指導観や経験によって変わってきます。
ですから、定期的にスピーキングテストを受けて成長を測りたい場合は、できるだけ同じ講師を予約することをおすすめします。そうすることで、より正確に自分の伸びを実感できます。
スピーキングテストの受け方と予約方法
実際にスピーキングテストを受けるには、どうすればいいのでしょうか。予約方法から当日の流れまで、詳しく説明します。
スピーキングテスト対応の講師を探す
スピーキングテストは、すべての講師が対応しているわけではありません。「スピーキングテスト対応」というタグが付いた講師だけが、このテストを実施できます。
予約するときは、講師検索画面で「特徴」の項目から「スピーキングテスト対応」にチェックを入れて検索しましょう。すると、対応可能な講師だけが表示されます。
ただし、スピーキングテストに対応している講師は、DMM英会話の全講師の中でもそれほど多くありません。人気の時間帯だと予約が取りにくいこともあるので、余裕を持って数日前から予約することをおすすめします。
予約時の設定で注意すること
予約するときに、いくつか設定できる項目があります。スピーキングテストを受ける場合、特に注意したいのが自己紹介の設定です。
自己紹介は必ずスキップする設定にしましょう。スピーキングテストだけで約20分かかるので、自己紹介の時間を取ってしまうと、テストが最後まで終わらない可能性があります。
実際、自己紹介をスキップしても時間ギリギリになることが多いです。自己紹介をしてしまうと、確実に時間オーバーしてしまいます。
テスト前に教材は見られない
通常のレッスンでは、予約後に教材ページにアクセスして予習できますが、スピーキングテストは事前に内容を見ることができません。
レッスン開始時刻になって初めて、教材ページに入れるようになります。これはテストの公平性を保つための仕組みです。
ですから、予習はできないと思って、リラックスして臨みましょう。ぶっつけ本番で受けるのがスピーキングテストです。


実際に受けてみた体験レポート
ここからは、実際にスピーキングテストを受けたときの様子をお伝えします。当日の流れや雰囲気を知っておくと、安心して受けられますよ。
レッスン開始前の緊張感
予約時刻の数分前にDMM英会話のページを開くと、いつもと違って「レッスンページに入る」ボタンが表示されません。開始時刻ちょうどにならないと入れない仕組みになっています。
この時点で、「あ、これは本当にテストなんだな」と実感します。普段のレッスンとは違う独特の緊張感がありました。
時刻になってボタンが表示されたので、すぐにクリックしてレッスンルームに入室しました。
テストの説明を受ける
講師と接続したら、まず簡単な挨拶をします。お互いの名前を確認して、音声がちゃんと聞こえるかチェックします。
その後、講師からテストの説明がありました。「これから5つのエクササイズがあります。それぞれ制限時間があるので、時間を守ってください。もし質問の意味がわからなかったら、遠慮なく聞いてくださいね」といった内容でした。
講師によって説明の詳しさは違うようですが、基本的な流れは必ず説明してくれるので安心してください。
Exercise1からExercise5まで一気に進む
説明が終わると、すぐにExercise1がスタートします。ここからは本当にあっという間です。
Exercise1では単語と短文を読みましたが、時間制限があると思うと焦ってしまい、いつもより早口になってしまいました。でも、なんとか時間内に終わらせることができました。
Exercise2の文章読解も、黙読の時間をフルに使って準備しました。音読するときは、できるだけはっきりと発音することを意識しました。
Exercise3の質問は、文章の内容をしっかり理解していれば答えられる問題でした。ただ、完全な文章で答えなければいけないので、単語だけで答えないように気をつけました。
Exercise4の写真描写が、個人的には一番難しかったです。2分間ずっと話し続けるのは、思っている以上に大変でした。途中で何を言えばいいのかわからなくなって、少し沈黙してしまいました。
最後のExercise5では、自分のことについて3つ質問されました。各質問に2分間も時間があるので、できるだけ詳しく答えるように心がけました。
結果発表とフィードバック
すべてのエクササイズが終わると、その場で講師が採点結果を教えてくれます。各エクササイズの点数と、合計点数、そしてDMM英会話レベルが発表されます。
私の場合、合計22点でレベル4という結果でした。正直、もう少し高い点数を期待していたので、ちょっとショックでした。
でも、講師が丁寧にフィードバックをしてくれました。「発音はとても良かったです。でも、説明がもっと詳細だとよかったですね。特にExercise4とExercise5では、もう少し具体的に話せると点数が上がります」とアドバイスをもらいました。
レッスンノートで詳細を確認
レッスン終了後、レッスンノートに詳しい結果が届きます。ここには、現在のレベルでできることと、次のレベルでできることが書かれています。
また、講師からのコメントも記載されているので、何度も読み返して復習できます。おすすめの教材も提案してもらえるので、次回からのレッスンの参考になります。
高得点を取るためのコツと対策
スピーキングテストで良い結果を出すためには、いくつかのコツがあります。ここでは、実際に役立つ対策方法をお伝えします。
時間内に終わらせることを最優先に
どのエクササイズでも、制限時間内に終わらせることが最も重要です。途中で終わってしまうと、どんなに内容が良くても大幅に減点されます。
特にExercise1とExercise2の読み上げは、時間管理が勝負です。ゆっくり丁寧に読むのは大切ですが、時間オーバーしないように、適度なスピードを保ちましょう。
練習するときは、実際にタイマーを使って時間を測りながら読む練習をすると効果的です。
できるだけ詳細に説明する
Exercise4の写真描写とExercise5の質問回答では、できるだけ詳しく説明することが高得点の鍵になります。
たとえば、写真に人が写っていたら、「There is a person」だけでなく、「There is a young woman wearing a blue dress. She is smiling and holding a cup of coffee」のように、具体的に描写しましょう。
質問に答えるときも、単語や短い文で済ませるのではなく、理由や具体例を加えて、長めの文章で詳しく説明することを心がけてください。
詳細に説明するためのポイント
5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)を意識する
色、形、大きさなど具体的な特徴を述べる
自分の意見には必ず理由や例を添える
沈黙を恐れず、考えながら話し続ける
練習に使える教材を活用する
テスト本番では予習できませんが、普段のレッスンで対策になる教材を使うことはできます。
Exercise1と2の発音対策には、「発音」という教材がおすすめです。紛らわしい音の違いを練習できますし、長文の音読練習もできます。
Exercise4の写真描写対策には、「写真描写」という教材が最適です。この教材はスピーキングテストのExercise4とほぼ同じ形式なので、練習になります。
Exercise5の対策には、「会話」や「デイリーニュース」の教材が役立ちます。自分の意見を詳しく述べる練習ができます。
文法と語彙のミスを減らす
採点基準を見るとわかるように、文法や語彙のミスが多いと減点されます。完璧を目指す必要はありませんが、基本的な文法はしっかり身につけておきましょう。
特に注意したいのは、三人称単数のS、過去形と現在形の使い分け、冠詞のaとtheの使い分けなどです。これらは日本人が間違えやすいポイントなので、普段から意識して使うようにしましょう。
スピーキングテストを受けるときの注意点
最後に、スピーキングテストを受ける際に気をつけたいポイントをまとめておきます。
受ける頻度は月に1回程度が目安
スピーキングテストは何度でも受けられますが、受けすぎないことも大切です。
英語力は一朝一夕では伸びません。特に初心者のうちは、2週間や1ヶ月程度では大きな変化は見られないでしょう。頻繁にテストを受けても同じような結果になるだけで、モチベーションが下がってしまう可能性があります。
月1回から2ヶ月に1回程度の頻度で受けるのがおすすめです。毎日レッスンを受けている方なら月1回、週2回程度の方なら2〜3ヶ月に1回くらいが適切でしょう。
初めて受けるなら基礎編から
自分のレベルに自信があっても、初めて受けるときは基礎編からスタートしましょう。
基礎編を受けることで、テストの流れや雰囲気、講師がどのように評価するのかを理解できます。その経験を踏まえて上級編に挑戦すれば、より良い結果を出しやすくなります。
もし基礎編で余裕を持って高得点を取れたら、次は上級編に進んでみてください。
緊張しすぎないことも大切
テストと聞くと、どうしても緊張してしまいますよね。でも、緊張しすぎると本来の実力が出せません。
DMM英会話のスピーキングテストは、あくまで現在の実力を確認するためのものです。結果が良くても悪くても、それが今のあなたのレベルです。悪い結果が出ても落ち込む必要はありません。むしろ、改善すべき点が明確になったと前向きに捉えましょう。
講師も温かく見守ってくれるので、リラックスして受けることが大切です。
同じ講師で定期的に受けると成長を実感しやすい
前述したように、講師によって採点基準に差があります。ですから、2回目以降は同じ講師を予約することをおすすめします。
同じ講師に定期的に評価してもらうことで、より正確に自分の成長を測ることができます。また、その講師はあなたの前回の結果を覚えていることもあるので、より的確なアドバイスがもらえる可能性があります。


よくある質問に答えます
スピーキングテストについて、よく寄せられる質問に答えていきます。
無料体験でも受けられるの
はい、無料体験中でもスピーキングテストを受けることができます。DMM英会話の無料体験は2回レッスンを受けられるので、そのうちの1回をスピーキングテストに使うことが可能です。
入会前に自分のレベルを知りたい方、どの教材から始めればいいか迷っている方は、無料体験でスピーキングテストを受けてみるのがおすすめです。
結果が思ったより悪かったけど大丈夫
スピーキングテストを受けると、思ったより点数が低くてショックを受けることがあります。でも、それは決して悪いことではありません。
普段のレッスンでは、講師が優しくフォローしてくれるので、実際よりも話せている気がしてしまうものです。テストを受けることで、自分の本当の実力を知ることができたと前向きに捉えましょう。
結果が悪かったということは、伸びしろがたくさんあるということです。講師からのアドバイスを参考に、弱点を克服していけば、必ず次回は良い結果が出ます。
レベル判定テストとどう違うの
スピーキングテストとレベル判定テストの構成はほぼ同じです。大きな違いは、使われる語彙や表現の傾向です。
スピーキングテストは日常会話や旅行で使う表現が中心で、レベル判定テストはビジネスシーンで使う表現が多く含まれています。
仕事で英語を使う予定がある方はレベル判定テストを、日常会話や趣味で英語を学んでいる方はスピーキングテストを選ぶといいでしょう。迷ったら、まずはスピーキングテストから始めることをおすすめします。
何回でも受けていいの
はい、回数制限はありません。何度でも受けることができます。追加料金も一切かかりません。
ただし、前述したように、受けすぎには注意が必要です。適度な頻度で受けることで、着実な成長を実感できます。
スピーキングテストで成長を実感しよう
ここまで、DMM英会話のスピーキングテストについて、詳しくお伝えしてきました。
スピーキングテストは、ただ点数を測るだけのものではありません。自分の現在地を確認し、次に進むべき道を示してくれる大切なツールです。
テストを受けることで、自分の強みと弱点が明確になります。講師からの具体的なアドバイスをもらえば、今後どの教材を使ってどんな練習をすればいいのかがわかります。
そして何より、定期的にテストを受けることで、自分の成長を数値で確認できます。「前回はレベル3だったけど、今回はレベル4になった」という実感は、英語学習を続けるモチベーションになります。
スピーキングテストを活用するポイント
まずは基礎編から始めて流れを把握する
結果は前向きに受け止めて改善に活かす
講師のアドバイスをしっかりメモする
推奨された教材を積極的に使う
定期的に受けて成長を確認する
同じ講師に評価してもらう
最初は緊張するかもしれませんが、一度受けてしまえば、次からはもっと気楽に受けられるようになります。そして、回を重ねるごとに、自分の英語力が確実に伸びていることを実感できるでしょう。
DMM英会話でレッスンを続けているなら、ぜひスピーキングテストを活用してみてください。無料体験中の方も、自分の実力を知るチャンスとして、一度受けてみることをおすすめします。
テストの結果に一喜一憂するのではなく、それを成長のステップとして前向きに捉えていけば、英語学習はもっと楽しくなります。あなたの英語力向上のために、スピーキングテストをぜひ役立ててくださいね。
採点基準の目安
0点:全く話せていない
1点:説明が最後までできておらず、文法や語彙のミスが頻繁にある
2点:説明が詳細でない、文法や語彙のミスが多くある
3点:説明がいくらか詳細、文法や語彙のミスがいくらかある
4点:説明がかなり詳細、文法や語彙のミスがほとんどない
5点:ほぼ完璧、文法や語彙のミスがない