車のバッテリー上がりは、誰もが経験する可能性のある身近なトラブルです。そんなときに頼りになるのがジャンプスターター。この記事では、実際に使えるおすすめのジャンプスターターを厳選して紹介し、選び方から使い方まで詳しく解説します。
ジャンプスターターの選び方|失敗しない3つのポイント
ジャンプスターターを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは失敗しない選び方を詳しく解説していきます。
ボルト数(電圧)は必ず確認しよう
まず確認すべきは、ご自身の車のボルト数(電圧)です。
一般的な普通乗用車は12V、トラックやバスなどの大型車は24Vのバッテリーを使用しています。
最大電流(ピーク電流)をチェック
エンジンを始動させるためには、車種に応じた電流が必要です。目安は以下の通りです。
| 車種 | 推奨電流値 |
|---|---|
| 軽自動車 | 300〜400A |
| 普通車(コンパクト〜中型) | 400〜700A |
| 大型車・スポーツカー | 800A以上 |
将来的な車の買い替えも考慮して、余裕のある出力のモデルを選んでおくと安心です。
バッテリー容量と蓄電方式
電池容量は「mAh(ミリアンペア時)」で表され、数字が大きいほど蓄えられる電気量が多くなります。
完全放電に近いバッテリー上がりの場合、何度も再始動を試みる必要があるため、容量に余裕があるモデルが安心です。
リチウムイオン電池式:事前充電が必要だが大容量。モバイルバッテリーとしても使える。
スーパーキャパシタ式:事前充電不要。車のバッテリーの残り電力を増幅して始動。高温にも強く車載に最適。
[today_date] ジャンプスターターおすすめ人気ランキング3選
それでは、実際におすすめのジャンプスターターをランキング形式で紹介します。用途や特徴が異なる3製品を厳選しました。
【第1位】Autowit Super Cap2|事前充電不要の次世代ジャンプスターター
Autowit Super Cap2は、スーパーキャパシタ(スーパーコンデンサ)を搭載した次世代型のジャンプスターターです。
最大の特徴は「事前充電が不要」という点。従来のリチウムイオン電池式ジャンプスターターは、定期的に充電しておく必要がありました。しかし、Super Cap2は車のバッテリーに残ったわずかな電力を吸い上げ、内部のスーパーキャパシタで増幅してエンジンを始動させる仕組みです。

事前に充電しておく必要がないから、車に積みっぱなしにできるんだね!

リチウムイオン電池を使っていないから、真夏の車内でも発火や膨張の心配がないのがポイントだよ!
Autowit Super Cap2のスペック
- 対応車種:最大7.0Lガソリン車・4.0Lディーゼル車
- ピーク電流:800A
- 対応電圧:12V
- 使用可能温度:-40℃〜70℃
- 本体サイズ:265×115×45mm
- 重量:1.06kg
- 充電時間:バッテリー12V→3分以内
- 保証:メーカー2年保証
寿命は20年以上、エンジン始動回数は10万回以上と非常に長寿命。初期投資は高めですが、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。
車載用のジャンプスターターとしては、現時点で最もおすすめできる製品です。
【第2位】Waitley 緊急用ジャンプスターター マキタ18V対応|既存バッテリーを活用
Waitley緊急用ジャンプスターターは、マキタの18Vバッテリーを電源として使用するユニークな製品です。
DIYや仕事でマキタの電動工具を使っている方にとっては、すでに持っているバッテリーを活用できるため、非常に効率的な選択肢となります。本体はジャンプケーブル部分のみなので、コンパクトで車内に常備しやすいのも魅力です。
使い方はシンプルで、マキタ18Vバッテリーをセットし、クリップを車両のバッテリーの正極(赤/+)と負極(黒/−)に接続するだけ。車両電池接続検知後に給電が開始される安全設計です。
こんな方におすすめ
- マキタの電動工具を使っている方
- 18Vバッテリーを複数持っている方
- コンパクトなジャンプスターターが欲しい方
- ジャンプスターター本体の充電管理をしたくない方
大型のワニ口クリップは鋭利でしっかりとした歯形を持ち、強力なバネで確実に固定できます。外側には絶縁プラスチック層が付いており、感電防止対策も施されています。
注意点としては、バッテリー残量が十分にあることを確認してから使用すること、ケーブルを過度に曲げたり引っ張ったりしないことが挙げられます。
【第3位】メルテック MP-210 全自動パルスバッテリー充電器|充電&メンテナンスに最適
メルテックMP-210は、バッテリーの充電とメンテナンスを行う全自動パルス充電器です。
「ジャンプスターター」とは少し異なりますが、バッテリー上がりの根本的な対策として非常に有効な製品です。パルス充電機能により、バッテリーの劣化原因となる「サルフェーション」を除去し、バッテリーのパワーを復活させることができます。

サルフェーションって何?

バッテリーが電気を使ったときに硫酸塩が結晶化してしまうことだよ。この結晶が電気を通さないから、バッテリー性能が低下するんだ。パルス充電はこれを除去してくれるんだよ!
メルテック MP-210のスペック
- 対応バッテリー:12V(4〜72Ah)開放型・密閉型
- 定格出力:DC12V/6.5A(最大電流)
- 充電方式:全自動充電・パルス充電・トリクル充電(維持充電)
- 対応車種:バイク〜普通自動車・小型農機
- 保護機能:逆接続・クリップ接続・バッテリー不良・電圧確認・高温・タイムオーバー・短絡の7つ
- 保証:メーカー3年保証
操作は非常に簡単で、バッテリーにクリップを接続してコンセントを差し込むだけ。あとは自動で最適な充電を行ってくれます。充電完了後も維持充電(トリクル充電)機能により、過充電の心配なくつなぎっぱなしにできます。
バイクや農機など複数の車両を所有している方、あまり車を使わない方のバッテリーメンテナンスに最適な製品です。
ジャンプスターターの仕様と正しい使い方
ジャンプスターターを安全に使うためには、正しい使い方を理解しておくことが重要です。
基本的な使い方の流れ
ジャンプスターターの使い方は、製品タイプによって多少異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
接続・取り外しの順番は必ず守る
接続時は「プラス→マイナス」、取り外し時は「マイナス→プラス」の順番を必ず守りましょう。
スーパーキャパシタ式(Autowit Super Cap2)の使い方
Autowit Super Cap2の場合は、以下の手順となります。
まず、クランプケーブルを本体に接続し、バッテリーのプラス端子→マイナス端子の順で接続します。すると自動的にバッテリーから電力を吸い上げて充電が始まります。
バッテリーの電圧が12Vあれば約3分以内、6Vでも約20分以内で充電完了。100%になるとピーッと音が鳴り、起動ボタンを押すとカウントダウンが始まります。連続音が鳴っている間にエンジンを始動させてください。
合わせて買っておきたい製品情報
ジャンプスターターと一緒に準備しておくと便利な製品を紹介します。
三角表示板(三角停止板)
高速道路などでのバッテリー上がりに備えて、三角表示板は必須アイテムです。道路交通法施行規則により、高速道路での故障時には三角表示板の設置が義務付けられています。
コンパクトに折りたためるタイプが車載用として便利です。国家公安委員会認定品を選びましょう。
作業用手袋・軍手
バッテリー端子への接続作業時、感電防止や汚れ防止のために作業用手袋があると安心です。ゴム製の絶縁手袋が最適ですが、一般的な作業用手袋でも問題ありません。
LEDライト・懐中電灯
夜間やトンネル内でのバッテリー上がりに備えて、LEDライトは必携です。多くのジャンプスターターにはLEDライト機能が付いていますが、別途持っておくとより安心です。
ヘッドライトタイプなら両手が自由に使えるため、作業がしやすくなります。
ブースターケーブル
ジャンプスターターがあっても、万が一の場合に備えてブースターケーブルも持っておくと安心です。他の車から電力をもらう際に必要になります。
ケーブルの太さは100A以上対応のものを選びましょう。軽自動車なら50A、普通車なら80〜100A程度が必要です。長さは3m以上あると、様々なシチュエーションで使いやすくなります。
合わせて知っておくべきノウハウ
ジャンプスターターを効果的に活用するために、知っておきたい知識をまとめました。
バッテリー上がりの主な原因
バッテリー上がりを防ぐためには、その原因を知っておくことが大切です。
最も多いのはライトの消し忘れです。特にヘッドライトやルームランプを点けたまま長時間放置すると、バッテリーが上がってしまいます。
次に多いのが長期間の放置。車を使わない期間が長いと、自然放電によりバッテリーが上がることがあります。特に冬場は気温が低くバッテリー性能が落ちるため注意が必要です。
また、バッテリーの寿命も原因のひとつ。一般的にバッテリーの寿命は2〜5年程度です。定期的な点検と交換を心がけましょう。
ジャンプスターターの定期メンテナンス
リチウムイオン電池式のジャンプスターターは、使っていなくても自然放電します。3ヶ月に1回程度は充電状態を確認し、必要に応じて充電しておきましょう。
スーパーキャパシタ式(Autowit Super Cap2など)は、事前充電が不要なためメンテナンスの手間がほとんどかかりません。ただし、車に積んでおく際は直射日光を避け、高温になりすぎない場所に保管しましょう。
ジャンプスタートできない場合の対処法
ジャンプスターターを使ってもエンジンがかからない場合、バッテリーが完全放電している可能性があります。
Autowit Super Cap2のようなスーパーキャパシタ式は、バッテリーにわずかでも電力が残っていないと使用できません。そのような場合は、シガーソケットからの充電や、モバイルバッテリーからのUSB充電を試してみてください。
それでもダメな場合は、JAFなどのロードサービスを呼ぶか、バッテリー自体の交換が必要になります。
JAF会員のメリット
JAF会員であれば、バッテリー上がりの対応は無料で受けられます。年会費はかかりますが、万が一の際の安心感を考えると加入を検討する価値があります。ジャンプスターターと併用することで、より確実なバッテリー上がり対策ができます。
まとめ|ジャンプスターターおすすめは用途に合わせて選ぼう
ジャンプスターターは、バッテリー上がりという突然のトラブルに対応できる心強いアイテムです。
今回紹介した3製品はそれぞれ特徴が異なります。
| 製品 | おすすめの方 |
|---|---|
| Autowit Super Cap2 | 車載用として常備したい方、メンテナンスの手間を省きたい方 |
| Waitley マキタ18V対応 | マキタの電動工具を使っている方、既存バッテリーを活用したい方 |
| メルテック MP-210 | バッテリーの定期メンテナンスをしたい方、複数台の車両を所有している方 |
ご自身の用途に合ったジャンプスターターを選んで、万が一のバッテリー上がりに備えましょう。




