DMM英会話を始めてみたけど、自分の英語レベルがどのくらいなのか分からない。スピーキングテストを受けてみたいけど、初めてだから不安…そんな気持ちを抱えていませんか。
スピーキングテストって聞くと、なんだか難しそうで緊張しますよね。でも、事前に内容や流れを知っておけば、落ち着いて実力を発揮できます。
この記事では、DMM英会話のスピーキングテストを初めて受ける方に向けて、予約方法から当日の流れ、5つのExercise の内容、準備のコツ、結果の見方まで、全てを詳しく解説します。この記事を読めば、安心してスピーキングテストに臨めますよ。
- DMM英会話のスピーキングテストとは何か
- スピーキングテストを初めて受ける前の準備
- 初めてのスピーキングテスト予約方法
- スピーキングテストの5つのExercise 詳細
- 初めてのスピーキングテスト当日の流れ
- スピーキングテストの結果の見方と活用法
- 初めてのスピーキングテストで高得点を取るコツ
- 初めてのスピーキングテストでよくある失敗
- 初めてのスピーキングテスト体験談
- スピーキングテストを受ける最適なタイミング
- スピーキングテストと他の教材を組み合わせる
- スピーキングテストに関するよくある質問
- スピーキングテスト後の効果的な復習方法
- 初めてのスピーキングテストで緊張しないコツ
- スピーキングテストを最大限活用する方法
- 初めてのスピーキングテストに臨む心構え
- さあ、初めてのスピーキングテストに挑戦しよう
DMM英会話のスピーキングテストとは何か
まずは、スピーキングテストがどんなものなのか、基本から理解していきましょう。初めて受ける方にとって、全体像を把握することが不安解消の第一歩です。
スピーキングテストの目的と役割
スピーキングテストは、あなたの現在の英会話レベルを客観的に測定するためのテストです。DMM英会話が用意しているオリジナル教材の一つで、講師との面接形式で実施されます。
このテストを受けることで、自分がDMM英会話のどのレベルに相当するのかが分かります。そして、そのレベルに応じた教材を選ぶことで、効率的に英語学習を進められるようになるんです。
基礎編と上級編の違い
スピーキングテストには、基礎編と上級編の2種類があります。この違いを理解して、自分に合ったテストを選びましょう。
基礎編は、DMM英会話レベル2から6の方を対象としています。初心者から中級者向けで、比較的優しい内容になっています。一方、上級編はレベル4から8が対象で、より高度な英語力が求められます。


テストの種類 | 対象レベル | 難易度 | おすすめの人 |
---|---|---|---|
基礎編 | レベル2-6 | 初級〜中級 | 初心者、初めて受ける方 |
上級編 | レベル4-8 | 中級〜上級 | 中級以上、2回目以降の方 |
レベル判定テストとの違い
DMM英会話には、スピーキングテスト以外に「レベル判定テスト」という似た教材もあります。この2つの違いを理解しておきましょう。
スピーキングテストは英会話力を測定することに重点を置いています。一方、レベル判定テストは総合的な英語力を測るもので、ややビジネス英語寄りの内容になっています。
スピーキングテストを初めて受ける前の準備
初めてのスピーキングテストで緊張するのは当然です。でも、事前にしっかり準備しておけば、落ち着いて臨めます。ここでは、テストを受ける前にやっておくべき準備を紹介します。
自分の現在のレベルを把握する
スピーキングテストを予約する前に、まず自分がどのくらいのレベルなのか、大まかに把握しておきましょう。TOEICや英検のスコアを持っている方は、それを目安にできます。
例えば、英検3級程度ならDMM英会話のレベル3、英検2級ならレベル6といった具合です。TOEICなら、400点台でレベル4、600点台でレベル6が目安になります。
DMM英会話レベルと資格試験の対応
- レベル2:英検4級、TOEIC 120-175点
- レベル3:英検3級、TOEIC 180-220点
- レベル4:英検準2級、TOEIC 225-390点
- レベル5:英検準2級、TOEIC 395-545点
- レベル6:英検2級、TOEIC 550-640点
基礎編と上級編どちらを受けるか決める
自分のレベルが分かったら、基礎編と上級編のどちらを受けるか決めましょう。迷った場合は、基礎編を選ぶことをおすすめします。
基礎編でテストの流れを掴んでから、上級編に挑戦する方が、確実に実力を発揮できます。いきなり上級編を受けて難しすぎると、正確なレベル判定ができなくなってしまいます。
テストの時間配分を理解する
スピーキングテストは、全部で20分程度かかります。ただし、25分のレッスン枠を使うので、挨拶やテスト説明の時間も含めて余裕を持っておきましょう。
5つのExercise があり、それぞれに制限時間が設定されています。事前にどのくらいの時間配分なのかを知っておくと、当日焦らずに済みます。
Exercise | 内容 | 時間 | 配点 |
---|---|---|---|
Exercise 1 | 単語と文章の音読 | 1分 | 5点 |
Exercise 2 | 短文の黙読と音読 | 2分 | 5点 |
Exercise 3 | 質問に答える | 3分 | 5点 |
Exercise 4 | 写真描写 | 2分半 | 5点 |
Exercise 5 | 会話または説明 | 2分×3問 | 10点 |
初めてのスピーキングテスト予約方法
準備ができたら、いよいよスピーキングテストを予約しましょう。初めての方向けに、予約の手順を詳しく説明します。
スピーキングテスト対応講師の探し方
スピーキングテストは、全ての講師が対応しているわけではありません。「スピーキングテスト対応」というタグがついた講師を選ぶ必要があります。
講師検索画面で、「特徴」の項目から「スピーキングテスト対応」にチェックを入れましょう。すると、スピーキングテストを実施できる講師だけが表示されます。
初心者向け講師を選ぶコツ
初めてスピーキングテストを受ける方、特に英語に自信がない方は、「初心者向け」のタグもつけて検索すると良いでしょう。
初心者向けの講師は、ゆっくり話してくれたり、分かりやすく説明してくれたりするので、緊張していても安心です。また、フィリピン人講師は発音が聞き取りやすく、優しい方が多いのでおすすめです。


予約時の設定で注意すべきこと
講師を選んだら、レッスン内容の設定をします。ここで、いくつか注意すべき点があります。
まず、教材は「スピーキングテスト」を選択します。基礎編なら「Speaking Test Basic」、上級編なら「Speaking Test Advanced」を選びましょう。間違えてフリートークを選んでしまうと、スピーキングテストが受けられないので注意してください。
予約時の重要設定
自己紹介は「スキップする」を選択しましょう。テストに20分かかるため、自己紹介をすると時間が足りなくなる可能性があります。また、文法や発音の間違いを指摘する設定は、テスト中は適用されないので、どれを選んでも問題ありません。
スピーキングテストの5つのExercise 詳細
ここからは、スピーキングテストの各Exercise について、詳しく見ていきます。初めて受ける方でも、内容を知っていれば落ち着いて取り組めますよ。
Exercise 1:単語と文章の音読
最初のExercise は、英単語と短文を読み上げるタスクです。20個の単語(5ペア×2セット)と、5つの短文を1分以内に音読します。
ここでは、発音の正確さ、アクセント、イントネーションが評価されます。難しい単語はあまり出てこないので、焦らずゆっくり丁寧に読むことを心がけましょう。
Exercise 1で高得点を取るコツ
まず、1分以内に全て読み終えることが最重要です。時間内に終わらないと、どんなに発音が良くても減点されます。また、言い直しや詰まりが多いと減点されるので、多少発音が不完全でも止まらずに読み続けることが大切です。
Exercise 2:短文の黙読と音読
Exercise 2では、3段落程度の短い文章を、まず1分間黙読し、その後1分間で音読します。
黙読の1分間は、発音が難しそうな単語をチェックしたり、文章の区切りを確認したりする時間として使いましょう。この準備時間をうまく使えるかどうかが、高得点のカギです。
音読の際も、Exercise 1と同様に、時間内に最後まで読み終えることが大前提です。スピードを意識しつつ、正しい発音とイントネーションで読みましょう。
Exercise 3:文章に関する質問に答える
Exercise 2で読んだ文章について、3つの質問に答えます。講師が口頭で質問するので、それに対して英語で回答します。制限時間は合計3分です。
ここでは、リスニング力、読解力、そしてスピーキング力が総合的に評価されます。質問の意味を正しく理解し、完全な文で答えることが重要です。
Exercise 4:写真を見て説明する
Exercise 4は、多くの受験者が苦手とするパートです。1枚の写真が提示され、それについて説明します。まず30秒間で説明内容を考え、その後2分間で写真を描写します。
写真には、人物、場所、物などが写っています。それらを具体的に説明する必要があります。「男性がいます」だけでなく、「若い男性が青いシャツを着て、公園のベンチに座っています」といった具合に、できるだけ詳しく描写しましょう。
写真描写のポイント
- 人物:人数、性別、年齢、服装、表情、動作
- 場所:室内か屋外か、どんな場所か、背景に何があるか
- 物:何が写っているか、色、大きさ、位置
- 全体の雰囲気:明るい、楽しそう、静かななど
Exercise 5:質問に答える(基礎編と上級編で異なる)
最後のExercise 5は、基礎編と上級編で内容が異なります。配点が10点と他の2倍なので、ここで高得点を取ることが重要です。
基礎編では、自分自身に関する3つの質問に答えます。仕事、住んでいる場所、趣味、休日の過ごし方など、日常的な話題について聞かれます。各質問に対して2分間で答えるので、短く答えるのではなく、詳しく説明しましょう。
上級編では、グラフや表を見ながら3つの質問に答えます。データを分析して説明する力が求められるため、基礎編より難易度が高くなります。
初めてのスピーキングテスト当日の流れ
予約した時間になったら、いよいよスピーキングテストです。当日の流れを事前に知っておくことで、落ち着いて臨めます。
レッスン開始から テスト開始まで
レッスン時間になったら、いつも通りレッスンルームに入室します。講師と簡単な挨拶を交わし、音声や映像の確認をします。
自己紹介をスキップする設定にしていても、講師から「How are you?」など簡単な挨拶はあります。緊張していても、笑顔で「I’m good, thank you!」と答えましょう。この部分は採点対象ではないので、リラックスして大丈夫です。
テスト中の心構え
テストが始まったら、各Exercise の指示に従って進めていきます。緊張するのは当然ですが、いくつか心がけておくべきポイントがあります。
まず、時間を意識しながらも、焦りすぎないことです。時間内に終わらせることは大切ですが、早口でベラベラ話す必要はありません。落ち着いて、ゆっくりはっきりと話す方が、講師も理解しやすく、高評価につながります。


テスト終了後の採点とフィードバック
全てのExercise が終わったら、講師がその場で採点してくれます。各Exercise の得点と、合計点を教えてもらえます。そして、合計点に応じたDMM英会話レベルが判定されます。
講師から、良かった点と改善すべき点についてフィードバックがもらえます。これは非常に貴重なアドバイスなので、しっかりメモを取りましょう。
スピーキングテストの結果の見方と活用法
テストを受けただけでは意味がありません。結果をどう活用するかが、英語力向上の鍵です。
スコアとレベルの対応関係
スピーキングテストは30点満点で、合計得点によってDMM英会話レベルが決まります。基礎編と上級編でスコアとレベルの対応が異なるので、確認しておきましょう。
基礎編の場合、0から5点でレベル2、6から11点でレベル3、12から17点でレベル4、24から27点でレベル5、28から30点でレベル6と判定されます。
合計点(基礎編) | DMM英会話レベル | 英語力の目安 |
---|---|---|
0-5点 | レベル2 | 簡単なやりとりができる |
6-11点 | レベル3 | 自分のことを説明できる |
12-17点 | レベル4 | 日常会話を楽しめる |
24-27点 | レベル5 | 海外旅行を楽しめる |
28-30点 | レベル6 | 日常会話に問題なし |
フィードバックから弱点を見つける
スコアだけでなく、講師からのフィードバックにこそ価値があります。どのExercise で点数が低かったか、どの部分を改善すべきかが具体的に分かります。
例えば、Exercise 1と2の点数が低ければ発音が課題、Exercise 3が低ければリスニングと読解力、Exercise 4が低ければ表現力が弱点だと分かります。
弱点別おすすめ教材
- 発音が弱点:発音教材、会話教材で音読練習
- リスニングが弱点:デイリーニュース、会話教材
- 表現力が弱点:写真描写、テーマ別会話
- 文法が弱点:文法教材、Grammar in Use
- 語彙が弱点:語彙教材、iKnow!アプリ
次回に向けた学習計画の立て方
スピーキングテストの結果を受けて、次回までの学習計画を立てましょう。1ヶ月から2ヶ月後に再度テストを受けることを目標に、弱点を克服する学習を進めます。
講師がおすすめしてくれた教材を中心に、毎日レッスンを続けましょう。そして、次回のスピーキングテストでレベルが上がったら、確実に成長している証拠です。
初めてのスピーキングテストで高得点を取るコツ
初めてだからこそ、できるだけ良い点数を取りたいですよね。ここでは、高得点を狙うための具体的なコツを紹介します。
音読練習を事前にしておく
スピーキングテストの予習はできませんが、音読の練習は事前にしておくことができます。Exercise 1と2は音読がメインなので、普段から音読に慣れておくと有利です。
会話教材やデイリーニュースの記事を使って、毎日少しでも音読する習慣をつけましょう。声に出して読むことで、発音も改善されていきます。
効果的な音読練習法
最初は ゆっくり丁寧に読み、発音を意識します。慣れてきたら、少しずつスピードを上げていきます。最終的には、1分間に150語程度のスピードで読めるようになることを目標にしましょう。これは、スピーキングテストで求められるスピードです。
写真描写の練習方法
Exercise 4の写真描写は、練習しておくと大きく差がつきます。DMM英会話の「写真描写」教材を使ってレッスンを受けるのが最も効果的です。
また、日常生活でも練習できます。通勤中や休憩中に、目に入った風景や人物を英語で説明してみるのです。最初は簡単な文でも構いません。続けることで、徐々に詳しく説明できるようになります。
時間配分を意識した練習
スピーキングテストでは、時間内に終わらせることが重要です。普段のレッスンでも、時間を意識する習慣をつけましょう。
例えば、会話教材の音読パートで、タイマーを使って時間を測ってみます。写真描写の練習でも、2分間で説明し終える練習をします。このように、時間を意識した練習を積むことで、本番で焦らずに済みます。
初めてのスピーキングテストでよくある失敗
初めて受ける方がよくやってしまう失敗を知っておくことで、同じミスを避けられます。
緊張しすぎて実力が出せない
最も多いのが、緊張のあまり普段の実力が発揮できないというケースです。テストと聞くと身構えてしまい、頭が真っ白になってしまうんですね。
対策としては、テストだと思いすぎないことです。普段のレッスンと同じように、講師と英語で会話を楽しむ気持ちで臨みましょう。講師も温かく見守ってくれるので、間違いを恐れず話すことが大切です。
時間配分を間違える
各Exercise には制限時間があります。しかし、初めての方は時間配分がうまくできず、途中で時間切れになってしまうことがあります。
特に注意したいのが、Exercise 5です。3つの質問に対して、それぞれ2分ずつ時間があります。最初の質問に時間をかけすぎて、後の質問に答える時間がなくなってしまうケースが多いのです。
短すぎる回答をしてしまう
特にExercise 5で、「Yes.」や「No.」だけで答えてしまう方がいます。これでは高得点は望めません。
質問に対しては、必ず理由や具体例を加えて、詳しく説明しましょう。「Do you like traveling?」と聞かれたら、「Yes, I do. I like traveling because I can experience different cultures. Last year, I went to Thailand and…」というように、話を膨らませることが重要です。
初めてのスピーキングテスト体験談
実際に初めてスピーキングテストを受けた方の体験談を紹介します。これから受ける方の参考になれば幸いです。
初心者Aさんの体験談
Aさんは、DMM英会話を始めて1ヶ月の初心者です。英検は中学生の時に3級を取得したきりで、約20年ぶりの英語学習だったそうです。
最初はとても緊張していたそうですが、講師が優しく励ましてくれたおかげで、最後まで諦めずにやり遂げられたとのこと。結果はレベル3で、思ったより点数が良くて嬉しかったと言っていました。
中級者Bさんの体験談
Bさんは、毎日レッスンを4ヶ月継続していた中級者です。自己評価ではレベル5くらいだと思っていたそうですが、テストの結果はレベル4でした。
思ったより点数が低くてショックだったそうですが、講師からのフィードバックで、写真描写と質問への回答が弱点だと分かったことは良かったとのこと。次回に向けて、写真描写教材を重点的に学習することにしたそうです。
体験談から学ぶポイント
2人の体験談から分かるのは、結果が予想と違っても、それを次の学習に活かせるということです。良い結果なら自信になりますし、予想より低くても弱点が明確になります。
どちらにしても、スピーキングテストを受けることで得られるものは大きいのです。初めてだからこそ、結果に一喜一憂せず、客観的なフィードバックとして受け止めましょう。
スピーキングテストを受ける最適なタイミング
初めてスピーキングテストを受けるタイミングは、いつが良いのでしょうか。また、2回目以降はどのくらいの頻度で受けるべきなのでしょうか。
DMM英会話を始めたらすぐ受けるべき?
DMM英会話を始めたばかりの方は、できれば最初の1週間以内にスピーキングテストを受けることをおすすめします。
なぜなら、自分の現在のレベルを知ることで、どの教材を使えば良いかが明確になるからです。レベルに合わない教材を使っていると、学習効率が下がってしまいます。
2回目以降の受験頻度
初回のスピーキングテストを受けたら、次はいつ受ければ良いのでしょうか。一般的には、1ヶ月から2ヶ月に1回程度が適切です。
ただし、レッスン頻度によって変わります。毎日レッスンを受けている方なら月に1回、週2回程度の方なら2ヶ月に1回くらいが目安です。


レベルアップのタイミングで受ける
定期的に受けるのとは別に、「最近レッスンが簡単に感じる」「もっと難しい教材に挑戦したい」と思った時も、スピーキングテストを受ける良いタイミングです。
レベルが上がっていることが確認できれば、自信を持って上のレベルの教材に進めます。逆に、まだレベルが上がっていなければ、もう少し現在のレベルで学習を続ける方が良いと判断できます。
スピーキングテストと他の教材を組み合わせる
スピーキングテストの結果を最大限活かすには、他の教材と組み合わせて学習することが重要です。
弱点克服のための教材選び
スピーキングテストで明らかになった弱点を、日々のレッスンで克服していきましょう。各弱点に対応した教材を紹介します。
発音が弱点だった方は、発音教材を週に1回は受けましょう。LとR、BとVなど、日本人が苦手な発音を集中的に練習できます。また、会話教材でも音読パートがあるので、発音を意識しながら取り組みましょう。
弱点 | メイン教材 | サブ教材 | 頻度 |
---|---|---|---|
発音 | 発音 | 会話(音読重視) | 週2-3回 |
語彙 | 語彙 | デイリーニュース | 週3-4回 |
表現力 | 写真描写 | テーマ別会話 | 週2-3回 |
文法 | 文法 | Grammar in Use | 週2回 |
リスニング | デイリーニュース | 会話 | 毎日 |
バランスの良い学習計画
弱点克服も大切ですが、バランスの良い学習も重要です。弱点の教材ばかりやっていると、他の部分がおろそかになってしまいます。
例えば、週5回レッスンを受けるなら、弱点教材を2回、会話教材を2回、興味のある教材を1回といったバランスが良いでしょう。楽しみながら学習を続けることが、長期的には最も効果的です。
次回のスピーキングテストに向けた準備
日々の学習を続けながら、次回のスピーキングテストに向けて準備しましょう。前回のテスト結果を見返し、どの部分を改善すべきか確認します。
前回苦手だったExercise を重点的に練習しておくと、次回は高得点が期待できます。例えば、Exercise 4の写真描写が苦手だったなら、写真描写教材を月に4回は受けるようにするといった具合です。
スピーキングテストに関するよくある質問
初めてスピーキングテストを受ける方からよく寄せられる質問に答えます。
予習や対策はできないの?
スピーキングテストの教材は、レッスン開始まで見ることができません。これは、公平性を保つためです。つまり、事前に問題を見て準備することはできません。
ただし、テストの形式や流れを知っておくことは可能です。この記事で説明したような内容を頭に入れておけば、当日慌てることはありません。また、普段の学習で音読練習や写真描写練習をしておくことも、立派な対策になります。
間接的な対策方法
写真描写教材を受けておく、会話教材で音読練習をする、デイリーニュースで長文に慣れる、といった普段の学習が、スピーキングテストの対策になります。特別な勉強をする必要はなく、日々のレッスンを真面目に受けていれば大丈夫です。
結果が納得できない場合は?
テスト結果が予想より低かったり、前回より下がっていたりすると、納得できないこともあるでしょう。講師によって採点基準に多少のバラつきがあるのは事実です。
もし結果に納得できない場合は、別の日に別の講師で再度受けてみることもできます。ただし、複数の講師から同じような評価を受けたなら、それが現在の実力だと受け止めましょう。
無料体験中でも受けられる?
はい、無料体験期間中でもスピーキングテストは受けられます。むしろ、無料体験の段階で自分のレベルを知ることで、そのレベルに合った教材を試すことができるので、おすすめです。
同じ講師で受けた方が良い?
2回目以降のスピーキングテストは、できれば同じ講師で受けることをおすすめします。採点基準を統一できるので、純粋に英語力の伸びを測定できます。
ただし、スピーキングテスト対応講師は限られているので、毎回同じ講師を予約するのは難しいかもしれません。その場合は、評価の高い講師を選ぶようにしましょう。
スピーキングテスト後の効果的な復習方法
テストを受けたら、その結果を復習して次に活かすことが重要です。効果的な復習方法を紹介します。
レッスンノートを読み返す
テスト終了後、講師が詳しいフィードバックをレッスンノートに書いてくれます。これを必ず読み返しましょう。
現在のレベルでできること、次のレベルに到達するためにすべきこと、おすすめの教材などが記載されています。このフィードバックは、今後の学習計画を立てる上で非常に貴重な情報です。
レッスンノートで確認すべきポイント
- 各Exercise の得点と総合得点
- 判定されたDMM英会話レベル
- 強みとして評価された点
- 改善が必要な点
- 講師がおすすめする教材
弱点を記録して学習計画に反映する
スピーキングテストで明らかになった弱点を、ノートやスプレッドシートに記録しておきましょう。そして、その弱点を克服するための学習計画を立てます。
例えば、「Exercise 4の写真描写が3点だった。次回は5点満点を目指す。そのために、写真描写教材を月に4回受ける」といった具体的な計画です。
定期的にテストを受けて成長を確認する
1ヶ月から2ヶ月後に、再度スピーキングテストを受けましょう。前回との比較で、どのくらい成長したかが分かります。
レベルが上がっていれば、確実に成長している証拠です。レベルが変わらなくても、各Exercise の得点が上がっていれば進歩しています。このように、定期的にテストを受けることで、モチベーションを維持できます。
初めてのスピーキングテストで緊張しないコツ
どんなに準備しても、初めてのテストは緊張するものです。でも、緊張を和らげるコツはあります。
テストではなく会話だと考える
スピーキングテストという名前から、つい「試験」というイメージを持ってしまいますが、実際は講師との会話です。採点はされますが、減点法ではなく加点法です。
つまり、間違えたからといってマイナスになるわけではなく、できた部分に対して点数が加算されていくのです。だから、間違いを恐れずに、積極的に話すことが大切です。
事前に深呼吸とリラックス
レッスン開始の5分前には、パソコンの前に座って準備しましょう。そして、深呼吸を何度かします。肩の力を抜いて、リラックスした状態でレッスンルームに入室します。
好きな音楽を聴いたり、温かい飲み物を用意したりして、リラックスできる環境を作ることも効果的です。
完璧を求めすぎない
完璧な英語を話そうとすると、かえって緊張してしまいます。多少文法が間違っていても、単語が出てこなくても大丈夫です。
大切なのは、コミュニケーションを取ろうとする姿勢です。言葉に詰まったら、「Let me see…」「How can I say…」といったつなぎ言葉を使いながら、考える時間を作りましょう。沈黙するより、何か話し続ける方が良い評価につながります。
スピーキングテストを最大限活用する方法
スピーキングテストは、単にレベルを測るだけのツールではありません。うまく活用することで、英語学習を加速させることができます。
モチベーション維持のツールとして使う
定期的にスピーキングテストを受けることで、自分の成長を実感できます。レベルが上がった時の達成感は、学習を続ける大きなモチベーションになります。
逆に、思ったより点数が低かった時も、「次こそは!」というモチベーションになります。どちらに転んでも、テストを受けることで学習への意欲が高まるのです。
スピーキングテストをモチベーションに変える方法
- テスト前に目標スコアを設定する
- 結果をSNSで共有して仲間と励まし合う
- レベルアップしたら自分にご褒美を用意する
- 過去のテスト結果と比較して成長を可視化する
学習の方向性を確認するツールとして使う
自分では気づいていなかった弱点が、スピーキングテストで明らかになることがあります。これは、学習の方向性を修正する良い機会です。
例えば、発音は良いけど語彙が少ないと分かれば、今後は語彙学習に力を入れるべきです。このように、スピーキングテストの結果を羅針盤として、効率的な学習ができます。
講師との信頼関係を築くきっかけとして使う
スピーキングテストを担当してくれた講師とは、その後も継続してレッスンを受けることをおすすめします。あなたの弱点を知っている講師なので、的確なアドバイスをくれるはずです。
また、定期的に同じ講師のスピーキングテストを受けることで、講師もあなたの成長を一緒に喜んでくれます。このような信頼関係が、英語学習をより楽しくしてくれます。
初めてのスピーキングテストに臨む心構え
最後に、初めてスピーキングテストを受ける方へ、心構えをお伝えします。
結果にこだわりすぎない
初めてのテストですから、結果にこだわりすぎる必要はありません。高得点を取ることが目的ではなく、自分の現在地を知ることが目的です。
たとえ予想より低いレベルと判定されても、それが現在のスタート地点です。そこから着実に成長していけば良いのです。
楽しむ気持ちを忘れない
スピーキングテストも、DMM英会話のレッスンの一つです。緊張はするでしょうが、楽しむ気持ちも大切にしてください。
講師との会話を楽しむ、自分の英語がどのくらい通じるか試す、といったポジティブな気持ちで臨みましょう。楽しめれば、緊張も和らぎ、実力を発揮しやすくなります。
継続することの大切さ
スピーキングテストを受けた後、最も大切なのは学習を継続することです。テストを受けただけで満足せず、結果を次の学習に活かしましょう。
毎日コツコツとレッスンを続ける。これが、英語力向上の唯一の道です。スピーキングテストは、その道のりを照らす灯台のようなものです。定期的に受けながら、着実に前進していきましょう。
さあ、初めてのスピーキングテストに挑戦しよう
ここまで、DMM英会話のスピーキングテストについて、初めて受ける方向けに詳しく解説してきました。予約方法、テストの内容、5つのExercise 、準備のコツ、当日の流れ、結果の見方まで、全てをカバーしました。
初めてのスピーキングテストは、確かに緊張するものです。でも、この記事で紹介した内容を頭に入れておけば、落ち着いて臨めるはずです。
スピーキングテストは、あなたの英語学習を加速させる強力なツールです。自分のレベルを知り、弱点を見つけ、適切な教材で学習する。この流れを作ることで、効率的に英語力を伸ばせます。
完璧を求める必要はありません。間違いを恐れず、積極的に話すことが大切です。講師はあなたの味方です。温かく見守り、適切なフィードバックをくれます。
今日この記事を読んだあなたは、もうスピーキングテストの準備ができています。勇気を出して、予約ボタンを押してみましょう。初めての一歩を踏み出すことが、英語力向上への大きな前進になります。
DMM英会話のスピーキングテストで、あなたの英語学習が新しいステージに進むことを願っています。頑張ってください。あなたならきっとできます。
もし質問が聞き取れなかった場合は、遠慮せずに「Could you repeat that, please?」と聞き返しましょう。聞き返すこと自体は減点にはなりません。むしろ、間違った質問に答える方が問題です。