プラモデルの塗装をワンランクアップさせたいなら、エアブラシは外せない存在です。 プラモ向きのエアブラシセットを5つ紹介します!
プラモデル塗装用エアブラシの選び方で見るべき3つの点
プラモデル用のエアブラシを選ぶとき、まず気にしたいのがノズル口径とアクション方式、そしてコンプレッサーの種類です。
ノズル口径は0.3mmが万能で、ガンプラの広い面からフィギュアの顔の塗り分けまでカバーできます。 0.2mmは超細かい描き込み向けですが、詰まりやすいのでメンテナンスに慣れてからの方がいいです。

アクション方式はダブルアクションを選んでおけば間違いありません。 ボタンの押し込みで空気量、引き具合で塗料の量を同時に調整できるので、繊細な表現が得意です。
プラモデル用エアブラシのおすすめランキング5選
プラモデルの塗装に向いているエアブラシセットをランキングで紹介していきます。
第1位:DePes エアブラシ コンプレッサー DuoCube エアタンク1.5L

開封して最初に驚いたのは、1.5Lのエアタンクが付いているのにコンパクトだったことです。 DePesのDuoCubeは0.5MPaの高圧出力で、プラモのサーフェイサー吹きから仕上げのクリアコートまで安定した圧力でこなせました。
エアタンク付きだと脈動がほとんどなく、グラデーション塗装のときに塗りムラが出にくいのがありがたかったです。 MG(マスターグレード)クラスの大きなパーツでも途中で圧力が落ちる感じがなく、ストレスなく塗れました。

第2位:Gocheer 48PSI エアブラシ コンプレッサー セット

Gocheerのセットは3段階の圧力調整ができて、プラモの工程ごとに切り替えられるのが便利でした。 サーフェイサーは強め、仕上げ塗装は弱めという使い分けがワンタッチでできます。
実際にHG(ハイグレード)のガンプラを塗ってみたところ、ダブルアクションの操作感が軽くて長時間でも指が痛くなりませんでした。 ただ、エアタンクがないぶん、圧力が若干ブレるときがあります。

第3位:Fotomus エアブラシ ミニコンプレッサーセット 41PSI

Fotomusのこのモデルは2本のハンドピースを同時に接続できるのが最大の売りです。 プラモの塗装では下地用と仕上げ用で塗料を変えることが多いので、いちいち洗浄して付け替える手間が省けます。
41PSIの出力はプラモ塗装には十分で、HGからMGクラスまで問題なく塗れました。 正直、見た目は少しチープな感じがしたんですが、使ってみたら想像以上にしっかりした噴霧が出て驚きました。

第4位:RAYWOOD PROFIX NITRO-BOY ミニコンプレッサー

日本のホビーメーカーRAYWOODが手がける模型塗装特化のミニコンプレッサーです。 手のひらに乗るサイズなのにプラモ塗装には必要十分な圧力を出してくれます。
とにかく静かなのが印象的で、テレビを見ながら塗装しても音が気にならないレベルでした。 模型仲間の間でも評判が良くて、「迷ったらこれ」と勧められることが多いです。

第5位:BKJANYO エアブラシ 充電式 USB Type-C

コードレスで使える充電式エアブラシです。 ベランダや屋外に持ち出してサーフェイサーを吹きたいときに重宝します。 USB Type-Cで充電できるので、モバイルバッテリーからの給電もOKでした。
プラモ塗装に使ってみた感想としては、HGクラスの小さいパーツなら問題なく塗れますが、MGの大きなパーツだとパワー不足を感じる場面がありました。 微妙なところですが、サブ機としてなら十分な性能です。

プラモ塗装用エアブラシ5製品をスペックで比べてみた
| 商品名 | タイプ | エアタンク | グラデーションのやりやすさ | 深夜に使える静かさ |
|---|---|---|---|---|
| DePes DuoCube | 据え置き | あり(1.5L) | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| Gocheer 48PSI | 据え置き | なし | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| Fotomus 41PSI | 据え置き | なし | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| RAYWOOD NITRO-BOY | 据え置き小型 | なし | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| BKJANYO 充電式 | 充電式 | なし | ★★★☆☆ | ★★★★★ |

プラモのエアブラシ塗装で最初に揃えたい道具たち
エアブラシ本体だけ買っても塗装は始められません。 一緒に揃えておくべきアイテムを紹介します。
うすめ液:エアブラシ用に塗料を薄める液です。塗料の種類(ラッカー系/水性系)に合ったものを選んでください。
クリーニングセット:ハンドピースの分解洗浄に使います。放っておくと塗料が固まってノズルが詰まります。
持ち手スティック(塗装棒):パーツを挟んで持つための棒です。これがないと指で持って塗ることになり、指紋がついて台無しになります。

プラモ塗装が上達する意外と知られていないワザ
エアブラシの基本操作を覚えたら、次はもう一歩先のテクニックに挑んでみましょう。
面倒に見えますが、サーフェイサーを吹いておくと塗料の食いつきが全然違います。下地の色もそろうので、発色が格段に良くなります。
塗料は必ず「牛乳くらいの濃度」に薄めてから使ってください。 原液のまま吹くと詰まりやすく、厚塗りの原因にもなります。 「ちょっと薄すぎかな?」くらいがちょうどいい濃度です。
乾燥は焦らず、最低でも1時間は置いてから重ね塗りしてください。 生乾きのまま塗ると下の塗料が溶けて混ざり、せっかくの塗装がダメになります。

●宇佐美工具や塗装用品を得意とするプロライター。筆者自身もプラモデル塗装が趣味で、模型店スタッフやメーカー担当者へのリサーチをもとに、購入前に知るべき情報を分かりやすくお届けしています。


