快眠を実現するベッドパッドの選び方と使いこなし術

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毎晩使っているベッド、実はマットレスだけでは十分とは言えません。寝汗や皮脂、ホコリなどが直接マットレスに染み込んでしまうと、衛生面でも寝心地の面でも問題が出てきます。そこで必要になるのがベッドパッド。でも、いざ選ぼうとすると「敷きパッドとどう違うの」「どんな素材を選べばいいの」「本当に必要なの」と、疑問だらけになってしまいますよね。

実は、ベッドパッドを使うか使わないかで、マットレスの寿命が大きく変わってくるんです。高価なマットレスを長く使うためにも、そして毎日の睡眠の質を高めるためにも、自分に合ったベッドパッドを選ぶことがとても大切

この記事では、ベッドパッド選びで失敗しないためのポイントから、実際に使ってみたいおすすめ商品、そして長く快適に使うためのお手入れ方法まで、たっぷりとご紹介していきます。初めてベッドパッドを買う方にも、買い替えを検討している方にも、きっと役立つ情報が見つかるはずです。

ベッドパッドって本当に必要なのか

「マットレスの上にシーツを敷けば十分じゃないの」そう思っている方も多いかもしれません。でも、ベッドパッドには重要な役割があるんです。

マットレスを守る最前線

人は一晩でコップ1杯分、約200mlもの汗をかくと言われています。この汗が直接マットレスに染み込むと、カビやダニの温床になってしまいます。

マットレスは大きくて重いので、簡単に洗ったり干したりできません。でも、ベッドパッドがあれば汗や皮脂をしっかり吸収してくれて、マットレスを清潔に保てます。これが、ベッドパッドの最も重要な役割です。

マットレスは一度カビが生えたり、汚れが染み込んだりすると、元に戻すのが本当に大変。数万円、時には十万円以上するマットレスを守るためにも、ベッドパッドは必須アイテムなんです。

寝心地を調整する役割

ベッドパッドには、寝心地を調整する効果もあります。マットレスが少し硬いと感じる時、厚手のベッドパッドを使えば、クッション性がプラスされて寝心地が改善されます。

特にウールやポリエステルの中綿が入ったタイプは、適度な弾力があって体をやさしく支えてくれます。

温度調整の効果

素材によっては、温度調整の効果も期待できます。ウールは保温性と吸湿性のバランスが良く、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。

綿は吸水性が高くて、夏場の寝汗対策にぴったり。季節に合わせて使い分けることで、一年中快適に眠れます。

つとむ君
つとむ君
ベッドパッドって、シーツの上に敷くんですか?それとも下?
ララちゃん
ララちゃん
ベッドパッドはシーツの下、つまりマットレスの直接上に敷きます。その上からシーツをかぶせる使い方が正しいんですよ。

敷きパッドとの違いを知っておこう

よく混同されるのが、ベッドパッドと敷きパッド。名前も似ているし、どちらもベッドに敷くものだけど、実は全く違うアイテムなんです。

使う場所が違う

一番大きな違いは、使う場所。ベッドパッドはマットレスとシーツの間に敷きますが、敷きパッドはシーツの上、つまり一番上に敷きます。

ベッドパッドは直接肌に触れないので、吸水性重視。一方、敷きパッドは肌に直接触れるので、肌触りや季節感を重視した作りになっています。

役割の違い

ベッドパッドの主な役割は、マットレスの保護と寝汗の吸収。敷きパッドの主な役割は、季節に合わせた快適性の提供です。

夏は冷感素材、冬は暖かい素材の敷きパッドを使って、体感温度を調整します。ベッドパッドは一年中同じものを使っても大丈夫ですが、敷きパッドは季節で変えるのが一般的。

両方使ってもOK

ベッドパッドと敷きパッド、両方使うこともできます。むしろ、両方使うのがおすすめ。下からマットレス、ベッドパッド、シーツ、敷きパッドの順に重ねることで、マットレス保護と季節の快適性の両方が実現できます。

簡単に覚えるコツは、ベッドパッドは「守る」もの、敷きパッドは「快適にする」もの。目的が違うので、理想は両方使うことなんです。

素材で選ぶベッドパッド

ベッドパッドの性能は、素材で大きく変わってきます。それぞれの素材の特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。

ポリエステル製のメリット

一番ポピュラーなのが、ポリエステル製のベッドパッド。価格が手頃で、洗濯機で丸洗いできるものが多いのが魅力です。

軽くて扱いやすく、乾くのも早いので、こまめに洗いたい方にぴったり。ただし、天然素材に比べると吸湿性はやや劣ります。夏場に汗をかきやすい方は、他の素材も検討してみてください。

ポリエステルがおすすめな人

お子さんがいる家庭や、ペットを飼っている方には、洗濯機で気軽に洗えるポリエステルがおすすめ。汚れてもすぐ洗えるので、いつも清潔を保てます

また、予算を抑えたい方にも最適。他の素材に比べて価格が安いので、複数枚そろえて使い回すこともできます。

綿100%の快適さ

天然素材の綿は、吸水性と吸湿性に優れています。寝汗をしっかり吸い取ってくれるので、夏場でもさらっと快適。

肌触りも優しくて、化学繊維が苦手な方や肌が敏感な方におすすめ。オールシーズン使える万能タイプです。

綿の注意点

綿のベッドパッドは、ポリエステルに比べると乾きにくいのがデメリット。洗濯後は十分に乾燥させないと、生乾き臭の原因になることも。

また、価格はポリエステルよりやや高め。でも、その分快適さと耐久性があるので、長く使えることを考えればコスパは悪くありません

ウールの優秀さ

ウール(羊毛)は、保温性、吸湿性、発散性のバランスが最も優れた素材。湿気を吸って外に逃がす力が強いので、寝床の湿度を快適に保ってくれます。

冬は暖かく、夏は意外と涼しい。真夏以外なら一年中使える優秀な素材です。

ウールのデメリット

ウールは他の素材に比べて価格が高め。また、洗濯機で洗えないものも多いので、お手入れに手間がかかります。

動物性の素材なので、アレルギーがある方は注意が必要。ただ、きちんと処理されたウールなら、アレルギーのリスクは低いです。

麻の涼しさ

麻は、吸湿性と発散性が非常に高い素材。熱がこもりにくく、触るとひんやりする感触があります。

春から秋にかけて使うのがおすすめ。特に夏場の寝苦しさを軽減したい方にぴったり。ただし、保温性は低いので冬には向きません

麻の特徴

麻は天然素材の中でも特に丈夫で、洗濯を繰り返しても傷みにくいのが特徴。使い込むほどに柔らかくなって、肌になじんでいきます。

ただし、最初はごわごわした感触があることも。気になる方は、何度か洗濯してから使うと良いでしょう。

本当におすすめしたいベッドパッド3選

ここからは、実際に使ってみたいおすすめのベッドパッドを3つご紹介します。それぞれ特徴が違うので、用途や好みに合わせて選んでみてください。

1. 西川 洗えるベッドパッド

信頼の老舗ブランドで安心

創業450年以上の老舗寝具メーカー、西川のベッドパッド。ポリエステル100%で洗濯機で丸洗いでき、抗菌防臭加工も施されています。

四隅にゴムバンドがついているので、マットレスにしっかり固定できてズレにくい。シングルサイズで5000円前後とコスパも優秀。

初めてベッドパッドを買う方にも、買い替えを検討している方にもおすすめの定番商品です。

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2. フランスベッド 羊毛ベッドパッド

高品質ウールで一年中快適

高級ベッドメーカー、フランスベッドのウールベッドパッド。ウール50%、ポリエステル50%の混紡で、ウールの良さとポリエステルの扱いやすさを両立。

吸湿性と放湿性に優れていて、寝床の湿度を快適に保ちます。冬は暖かく、夏は蒸れにくいオールシーズンタイプ。

価格は1万円前後とやや高めですが、その分品質と耐久性は確か。長く使えることを考えればコスパは良好です。

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3. ニトリ 除湿ベッドパッド

驚きのコスパと機能性

お値段以上のニトリが誇る、除湿機能付きベッドパッド。シリカゲル入りで湿気をしっかり吸収してくれます。

シングルサイズで4000円前後という驚きの価格。洗濯機で丸洗いでき、天日干しすれば除湿効果が復活します。

湿気が気になる梅雨時期や、汗をかきやすい方におすすめ。コスパ重視で選びたい方にぴったりです。

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サイズの選び方

ベッドパッドのサイズ選びは、意外と重要なポイント。サイズが合っていないと、ズレたり寝心地が悪くなったりします。

マットレスと同じサイズを選ぶ

基本は、使っているマットレスと同じサイズのベッドパッドを選ぶこと。シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなど、サイズをしっかり確認しましょう。

大きすぎると余った部分がたまってしまい、小さすぎるとマットレス全体をカバーできません。ぴったりサイズが快適に使うコツです。

厚みのあるマットレスの場合

最近のマットレスは厚みがあるものが多いです。厚さ25cm以上のマットレスを使っている場合、四隅のゴムバンドがしっかり伸びるタイプを選びましょう。

ゴムが短いと、装着するのが大変だったり、すぐにズレてしまったりします。商品説明で対応する厚みを確認してください。

長さについて

ベッドパッドの標準的な長さは200cmですが、マットレスの長さは195cmのことが多いです。この5cmの差は問題ありません。

むしろ、少し長い方が足元までしっかりカバーできて安心。ただし、ショート丈のマットレスを使っている場合は、専用のショートサイズを選びましょう。

中綿の量で寝心地が変わる

ベッドパッドの寝心地を左右するのが、中綿の量。同じ素材でも、綿の量によって厚みやクッション性が変わってきます。

シングルサイズなら1kg以上

シングルサイズのベッドパッドで、中綿の重さが1kg以上あると、適度な厚みとクッション性が得られます。マットレスが硬めの方は、1.5kgくらいの厚手タイプがおすすめ。

逆に、マットレスが柔らかい場合は、0.8kgくらいの薄手タイプで十分。マットレスの硬さに合わせて選ぶと、ちょうどいい寝心地になります。

ダブル以上はさらに多く

ダブルサイズなら1.5kg以上、クイーンサイズなら2kg以上が目安。サイズが大きくなるほど、中綿の量も多く必要になります。

ただし、厚すぎると洗濯が大変になることも。バランスを考えて選びましょう。

薄手タイプのメリット

中綿が少ない薄手タイプは、洗濯機で洗いやすく、乾きも早いのがメリット。こまめに洗いたい方や、マットレスの硬さを変えたくない方におすすめ。

主な目的がマットレスの保護なら、薄手で十分です。

洗濯とお手入れの方法

ベッドパッドを清潔に保つためには、適切なお手入れが必要。素材によって洗い方が違うので、注意しましょう。

洗濯機で洗えるタイプ

ポリエステルや綿のベッドパッドの多くは、洗濯機で洗えます。洗濯表示を確認して、指示に従いましょう。

洗う時は、ネットに入れるのがおすすめ。中綿が偏るのを防げます。また、柔軟剤は使わない方が吸水性を保てます

洗濯の頻度

理想は月に1回程度。夏場は汗をかきやすいので、2週間に1回くらい洗うと清潔を保てます。

忙しくてなかなか洗えない方は、最低でも季節の変わり目には洗濯しましょう。半年以上洗わないのは、衛生的におすすめできません。

ウールの洗い方

ウール製のベッドパッドは、洗濯機で洗えないものが多いです。洗濯表示で「手洗い」「ドライクリーニング」となっているものは、無理に洗濯機で洗わないでください。

手洗いする場合は、30度以下のぬるま湯にウール用洗剤を溶かして、押し洗い。決してこすったり、絞ったりしないことが大切です。

ウールのお手入れ

ウールは、こまめに洗うより、定期的に陰干しする方が効果的。月に1〜2回、風通しの良い日陰で干すだけで、湿気を飛ばしてリフレッシュできます。

年に1〜2回、クリーニングに出すのもおすすめ。プロの技術で、ふんわりとした風合いを保てます。

乾燥の注意点

ベッドパッドを乾かす時は、できるだけ平干しがおすすめ。竿にかけると、水分の重みで中綿が偏ってしまうことがあります。

晴れた日に、風通しの良い場所で干しましょう。直射日光に長時間当てると、生地が傷むことがあるので、日陰干しが無難です。

季節に合わせたベッドパッドの使い方

素材によっては、季節で使い分けると、より快適に眠れます。

夏におすすめの素材

夏は、吸水性と速乾性が高い素材がおすすめ。綿や麻のベッドパッドなら、寝汗をしっかり吸い取って、さらっとした寝心地を保てます。

ポリエステルでも、側生地がメッシュ素材になっているものなら、通気性が良くて快適です。

冬におすすめの素材

冬は、保温性の高いウールがおすすめ。ウールは空気を含むので、暖かさをキープしてくれます。

綿やポリエステルでも、中綿がたっぷり入った厚手タイプなら、冬でも十分暖かいです。

オールシーズン使えるタイプ

一年中同じベッドパッドを使いたいなら、ウールや綿がおすすめ。特にウールは、夏は湿気を逃がして涼しく、冬は暖かく過ごせる万能素材。

敷きパッドを季節で変えれば、ベッドパッドは一年中同じもので大丈夫です。

マットレスのタイプ別おすすめベッドパッド

使っているマットレスのタイプによっても、相性の良いベッドパッドがあります。

硬めのマットレスには厚手

硬めのマットレスを使っている方は、中綿がたっぷり入った厚手のベッドパッドがおすすめ。クッション性が加わって、体への負担が軽減されます。

ウールやポリエステルの綿入りタイプなら、適度な弾力があって快適です。

柔らかめのマットレスには薄手

柔らかめのマットレスを使っている場合、厚手のベッドパッドを使うと、さらに沈み込んでしまいます。薄手のベッドパッドで、マットレスの感触を活かすのがおすすめ。

主な目的は汗の吸収とマットレスの保護。綿やポリエステルの薄手タイプで十分です。

低反発マットレスの場合

低反発マットレスは、体にフィットする感触が特徴。ベッドパッドも薄手のものを選んで、低反発の良さを損なわないようにしましょう。

ただし、低反発は湿気がこもりやすいので、吸湿性の高い素材を選ぶことが大切です。

ベッドパッドの寿命と買い替え時期

ベッドパッドも消耗品。適切な時期に買い替えることで、快適な睡眠環境を保てます。

平均的な寿命

ベッドパッドの寿命は、素材や使用頻度によって変わりますが、一般的には3〜5年が目安。ポリエステルは比較的長持ちしますが、綿やウールは使い込むとへたりが出てきます。

こまめに洗濯している場合は、やや早めに劣化することも。ただし、清潔さを保つことの方が大切なので、寿命が短くなっても定期的に洗いましょう。

買い替えのサイン

中綿が偏ってきたり、弾力がなくなってきたりしたら、買い替えのサイン。また、洗濯しても臭いが取れなくなったり、シミが目立ってきたりした時も、新しいものに替えましょう。

四隅のゴムバンドが伸びてしまって、固定できなくなったら、明らかに寿命です。

長持ちさせるコツ

ベッドパッドを長持ちさせるには、定期的なお手入れが大切。洗濯だけでなく、晴れた日に陰干しすることで、湿気を飛ばして清潔を保てます。

また、2枚を交互に使うのもおすすめ。1枚を洗濯している間にもう1枚を使えば、それぞれの使用頻度が半分になって、寿命が延びます。

ベッドパッドと一緒に使いたいアイテム

ベッドパッドの効果をさらに高めるために、一緒に使いたいアイテムがあります。

防水シーツ

小さなお子さんや、介護が必要な方がいる家庭では、防水シーツも併用するのがおすすめ。ベッドパッドの下に敷けば、万が一の時もマットレスを守れます。

最近の防水シーツは、ガサガサ音がしない静かなタイプも多いです。快適さを損なわずに使えます。

除湿シート

湿気が気になる方は、マットレスの下に除湿シートを敷くのも効果的。ベッドパッドと合わせて使えば、湿気対策がより万全になります。

特に梅雨時期や、一階に寝室がある場合は、除湿シートの併用をおすすめします。

マットレスプロテクター

さらに徹底的にマットレスを守りたいなら、マットレスプロテクターという選択肢も。マットレス全体をカバーするタイプで、ベッドパッドより完全に保護できます。

ただし、価格は高め。高級マットレスを使っている方には、投資する価値があります。

ベッドパッドに関するよくある質問

ベッドパッドについて、よく聞かれる質問にお答えします。

シーツは必要ですか

はい、ベッドパッドの上にはシーツが必要です。ベッドパッドは直接肌に触れるように作られていないので、必ずシーツをかけて使いましょう。

ボックスシーツなら、ベッドパッドとマットレスを一緒に包み込めて便利。装着も簡単で、ズレにくいです。

何枚持っていればいい

理想は2枚。1枚を洗濯している間に、もう1枚を使えます。特に夏場は洗濯頻度が高くなるので、2枚あると安心。

予算に余裕があれば、夏用と冬用で素材を変えて2枚持つのもおすすめです。

子ども用のベッドには

子どもは大人より汗をかきやすいので、ベッドパッドは必須。洗濯機で丸洗いできるポリエステルや綿がおすすめです。

防水タイプも検討してみてください。おねしょ対策にもなります。

古いベッドパッドの処分方法

古いベッドパッドは、自治体のゴミ収集ルールに従って処分します。多くの地域では、粗大ゴミまたは可燃ゴミとして出せます。

サイズが大きい場合は、カットして小さくすれば、普通の可燃ゴミで出せることも。各自治体のルールを確認しましょう。

人気メーカーのベッドパッド

ベッドパッドには、定番の人気メーカーがあります。それぞれの特徴を知っておくと、選びやすくなります。

西川

創業450年以上の老舗寝具メーカー。品質と信頼性で選ぶなら、西川がおすすめ。価格は中程度ですが、その分品質は確か。

抗菌防臭加工や防ダニ加工が施されたものが多く、衛生面でも安心。初めてベッドパッドを買う方にもおすすめのブランドです。

ニトリ

コスパで選ぶなら、ニトリ。3000円台から買えるベッドパッドもあって、予算を抑えたい方にぴったり。

安いからといって品質が悪いわけではなく、基本的な機能はしっかり備えています。除湿機能付きなど、独自の商品もあります。

フランスベッド

高級ベッドメーカーのフランスベッド。ベッドパッドも高品質で、特にウール製品が人気。価格は高めですが、耐久性があって長く使えます。

マットレスもフランスベッドを使っている方には、相性の良さからもおすすめ。

無印良品

シンプルで飽きのこないデザインが魅力の無印良品。ベッドパッドも、無駄のないシンプルな作り

オーガニックコットンを使った製品もあって、自然派志向の方に人気。価格は中程度で、品質とのバランスが良いです。

ベッドパッドの正しい使い方

ベッドパッドを正しく使うことで、効果を最大限に引き出せます。

装着の順番

正しい順番は、下からマットレス、ベッドパッド、シーツ、敷きパッド(使う場合)。この順番を守ることで、それぞれのアイテムが本来の機能を発揮します。

四隅のゴムバンドは、マットレスの角にしっかり引っかけましょう。対角線上に順番に装着すると、均等に張れてズレにくくなります。

向きはあるのか

多くのベッドパッドには、特に決まった向きはありません。ただし、製品によっては頭側と足側が違うデザインのものもあります。

タグの位置で判断すると良いでしょう。通常、タグは足側につけられていることが多いです。

定期的な位置変え

同じ向きで使い続けると、頭側だけがへたってきます。月に1回程度、頭と足を逆にして使うと、均等に使えて長持ちします。

洗濯する時に、ついでに向きを変える習慣をつけると忘れません。

ベッドパッド選びで失敗しないために

最後に、ベッドパッド選びで失敗しないためのポイントをまとめておきます。

まずは自分の優先順位を決める

何を重視するかで、選ぶベッドパッドが変わってきます。清潔さを重視するなら洗濯機で洗えるタイプ、寝心地を重視するなら厚手のウールタイプ、コスパを重視するならポリエステル

全てを満たす完璧な商品はないので、自分にとって何が一番大切かを考えましょう。

口コミをチェック

実際に使った人の口コミは、とても参考になります。特に洗濯のしやすさや乾きやすさ、耐久性については、使ってみないとわからないことも多いです。

Amazonや楽天のレビューを見て、良い点だけでなく悪い点もチェック。自分にとって許容できるデメリットかどうか、判断しましょう。

返品可能な店舗で買う

初めて買う素材やブランドの場合、可能なら返品できる店舗で購入すると安心。実際に使ってみて、合わなければ返品できます。

ネット通販でも、返品可能な店舗が増えています。購入前に返品条件を確認しておきましょう。

快適な睡眠環境を作るために

ベッドパッドは、快適な睡眠環境を作るための重要なアイテム。でも、それだけで完璧というわけではありません。

シーツも定期的に洗う

ベッドパッドを清潔に保っても、シーツが汚れていては意味がありません。シーツは週に1回、最低でも2週間に1回は洗濯しましょう。

肌に直接触れるシーツこそ、こまめな洗濯が大切です。

マットレスのお手入れも忘れずに

ベッドパッドがあっても、時々はマットレス自体のお手入れも必要。3ヶ月に1回程度、マットレスを立てかけて陰干しすると、湿気が抜けて清潔を保てます。

また、半年に1回くらい、マットレスの表裏や上下を入れ替えると、へたりを防げて長持ちします。

寝室の環境も整える

ベッド周りだけでなく、寝室全体の環境も大切。適切な温度と湿度を保つことで、より快適に眠れます。

理想的な寝室の温度は、夏は26度前後、冬は18度前後。湿度は年間を通して50〜60%が理想的です。

これからベッドパッドを選ぶあなたへ

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ベッドパッドについて、たくさんのことをお伝えしてきました。

「まだ迷う」という方もいるかもしれません。でも、それは当然のこと。睡眠は人生の3分の1を占める大切な時間だからこそ、慎重に選びたいですよね。

でも、考えすぎて買わないのも、もったいないです。今使っているマットレスは、ベッドパッドなしで毎晩汗を吸収しています。早めに対策を始めることで、マットレスの寿命を延ばせます

まずは手頃な価格のポリエステル製から試してみるのがおすすめ。使ってみて良さを実感したら、次は素材にこだわった上質なものにステップアップするのも良いでしょう。

この記事が、あなたのベッドパッド選びの参考になれば嬉しいです。快適な睡眠環境が、毎日の生活の質を高めてくれますように。

それでは、良い眠りを。おやすみなさい。

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