インスタグラムでストーリーを見たとき、「これって相手にバレてるのかな」って思ったことありませんか。
元カレのストーリーをこっそりチェックしたり、気になる人の近況を覗いてみたり、仕事関係の人の投稿を確認したり。見たいけど、見たことを知られたくない。そんな微妙な気持ち、すごくよくわかります。
実際、インスタのストーリーには「足跡」という機能があって、誰が見たのかが投稿者にわかる仕組みになっています。この機能のせいで、気軽にストーリーを見られないって悩んでいる人、本当に多いんです。
この記事では、ストーリーの足跡について知っておきたいことを、できるだけわかりやすく説明していきます。足跡の仕組みから、バレずに見る方法、注意点まで、実際に使える情報をまとめました。ちょっと長い記事になりますが、気になるところだけ読んでもらっても大丈夫です。
ストーリーの足跡って何なの
まず基本的なところから説明しますね。インスタグラムのストーリーには、誰が見たのかを確認できる「足跡機能」というものがあります。
足跡が残る仕組み
ストーリーを投稿した人は、自分のストーリーを誰が見たのか、リストで確認できます。このリストに表示されることを「足跡が残る」って言います。
例えば、あなたが友達のストーリーを見たとします。そうすると、その友達のスマホには、あなたのアカウント名が「見た人」として記録されるんです。つまり、ストーリーを見たことは必ず相手にバレると思っておいたほうがいいです。
この足跡は、ストーリーを見た瞬間に記録されます。ほんの数秒見ただけでも、最後まで見なくても、画面に表示された時点で足跡が付きます。
足跡はいつまで見られるの
ストーリーは投稿されてから24時間で消えます。そして、ストーリーが消えると同時に、足跡のリストも見られなくなります。
つまり、24時間以内なら投稿者はいつでも「誰が見たか」を確認できるけど、24時間過ぎたらもう確認できないってことです。
ただし、投稿者がストーリーをハイライトに保存した場合は話が別です。ハイライトにすると、ストーリーは24時間を過ぎても残り続けます。でも、足跡のリストは元のストーリーが投稿されてから24時間後には見られなくなります。
何回見ても足跡は1回だけ
同じストーリーを何度も見返しても、足跡は1回しか付きません。2回目、3回目と見ても、「この人が何回見た」という情報は相手には表示されないんです。
だから、「何回も見てることがバレたらどうしよう」って心配する必要はありません。見たこと自体はバレるけど、回数まではバレないので安心してください。
足跡の確認方法
自分が投稿したストーリーに誰が足跡を残したのか、確認する方法を説明します。
スマホでの確認手順
iPhoneでもAndroidでも、基本的な操作は同じです。
- 自分のプロフィール画面を開く
- 画面上部の自分のアイコンをタップしてストーリーを表示
- 画面の下のほうに「〇人が既読」という表示があるのでタップ
- 閲覧者のリストが表示される
このリストには、あなたのストーリーを見た人のアカウント名とアイコンが表示されます。リストは上から順番に並んでいますが、この順番については後で詳しく説明しますね。
パソコンでの確認方法
パソコンのブラウザでインスタグラムを見ている場合も、足跡は確認できます。
自分のストーリーを開くと、画面の左下あたりに目のマークと数字が表示されます。この数字が閲覧者の人数です。そこをクリックすると、誰が見たのかリストが表示されます。
機能的にはスマホアプリと同じですが、パソコン版のほうが画面が大きいので見やすいかもしれません。
足跡の並び順の謎
ストーリーの足跡リストを見ると、閲覧者の名前が並んでいますよね。この並び順って、実はちょっと複雑なんです。
単純な時系列じゃない
最初は「見た順番に並んでるのかな」って思いますよね。でも、実際にはそうじゃないんです。
インスタグラムは独自のアルゴリズムを使って、リストの順番を決めています。このアルゴリズムには、いろんな要素が関係していると言われています。
親密度が影響している
一番大きな要素は、投稿者とのつながりの強さ、いわゆる「親密度」です。
よくDMでやり取りする人、いいねやコメントを頻繁にする人、プロフィールをよく見る人。こういった「仲がいい」とインスタが判断した人ほど、リストの上のほうに表示されやすいんです。
逆に、フォローはしているけど全然やり取りのない人は、リストの下のほうに表示されます。
最近の閲覧も関係する
親密度だけじゃなくて、実際に見たタイミングも多少は影響しています。
同じくらいの親密度の人が複数いた場合、より最近見た人のほうが上に来る傾向があります。ただし、これは絶対的なルールではなくて、あくまで親密度が主な基準です。
順番は変わることがある
足跡リストの順番は、固定されているわけじゃありません。
同じストーリーでも、時間が経つと順番が入れ替わっていることがあります。これは、インスタグラムのアルゴリズムが常に動いていて、ユーザー同士のやり取りをリアルタイムで分析しているからです。
例えば、ストーリーを投稿した後に誰かとDMでやり取りをしたら、その人がリストの上のほうに移動することもあります。
足跡をつけずにストーリーを見る方法
さて、ここからが本題です。ストーリーを見たいけど、足跡は残したくない。そんなときに使える方法をいくつか紹介します。
ただし、最初に言っておきたいのは、「完全に安全で確実な方法」というのは存在しないということです。どの方法にもリスクや限界があるので、それを理解した上で試してください。
機内モードを使う方法
これは昔からよく知られている方法です。スマホの通信を切った状態でストーリーを見れば、足跡が付かないという理屈です。
手順
- インスタグラムのアプリを開く
- ストーリー一覧を表示させる(この時点ではまだ見ない)
- 見たいストーリーのサムネイルが表示されるまで待つ
- 機内モードをオンにする(Wi-Fiもオフにする)
- ストーリーを見る
- 見終わったらアプリを完全に終了させる
- 機内モードをオフにする
注意点
この方法には、いくつか重要な注意点があります。
まず、機内モードにする前に、ストーリーのデータが完全に読み込まれている必要があります。サムネイルだけじゃなくて、実際のストーリーの内容がスマホに保存されていないと、機内モードにしてから開いても何も表示されません。
次に、ストーリーを見終わった後、必ずアプリを完全に終了させることが重要です。ホーム画面に戻るだけじゃダメで、アプリを完全に閉じる必要があります。
iPhoneの場合は、ホームボタンを2回押す(またはホームバーを上にスワイプ)してアプリ一覧を表示し、インスタグラムのアプリを上にスワイプして終了させます。
Androidの場合は、マルチタスクボタンを押してアプリ一覧を表示し、インスタグラムを横にスワイプして終了させます。
アプリを終了させずに機内モードをオフにすると、その瞬間に足跡が送信されてしまう可能性があります。
この方法の問題点
機内モード方式には、いくつか問題があります。
まず、インスタグラムのアプリがアップデートされると、この方法が使えなくなることがあります。実際、過去には機内モードでも足跡が付くようになった時期もありました。
また、操作を間違えると普通に足跡が付いてしまいます。特に、アプリの終了を忘れるミスは多いので注意が必要です。
さらに、ストーリーの内容によっては、機内モードにする前に完全に読み込まれないこともあります。動画が長かったり、画像が何枚もあったりすると、全部は読み込まれていないことがあるんです。
別のアカウントで見る方法
もう1つの方法は、自分とは別のアカウントを作って、そのアカウントでストーリーを見るというものです。
例えば、本名のアカウントとは別に、匿名のサブアカウントを作ります。そのサブアカウントでストーリーを見れば、本名のアカウントに足跡は付きません。
サブアカウントの作り方
インスタグラムは1人で複数のアカウントを持つことができます。
- プロフィール画面の右上のメニューを開く
- 「設定」を選択
- 「アカウントを追加」をタップ
- 新しいアカウントを作成する
新しいアカウントを作るときは、メールアドレスか電話番号が必要です。本アカウントと同じものは使えないので、別のメールアドレスを用意しましょう。
サブアカウントを使うときの注意点
サブアカウントで見れば、確かに本アカウントには足跡は付きません。でも、サブアカウントには足跡が付きます。当たり前ですが、完全に匿名で見られるわけじゃないんです。
また、サブアカウントと本アカウントのつながりがバレないように気をつける必要があります。
例えば、サブアカウントのプロフィール写真に本アカウントと同じ写真を使ったり、フォローする人が似ていたりすると、「これって〇〇さんのサブアカかな」ってバレる可能性があります。
さらに、インスタグラムは同じ端末で複数のアカウントを使っていることを検知して、「知り合いかも」として表示することがあります。完全に別人として振る舞うのは意外と難しいんです。
外部サービスを使う方法
インスタグラムの公式アプリ以外で、ストーリーを見られるサービスやアプリがいくつか存在します。
こういったサービスを使うと、インスタグラムにログインせずにストーリーを見られる場合があります。ログインしなければ、当然足跡も付きません。
代表的なサービス
サービス名 | 特徴 |
---|---|
StorySaver | ウェブサイトでストーリーを閲覧・保存できる |
StoriesIG | ログイン不要でストーリーを見られる |
InstaStory | スマホアプリでストーリーを匿名閲覧 |
これらのサービスは、相手のユーザー名を入力するだけでストーリーを見られるというものです。
外部サービスの危険性
ただし、こういった外部サービスの使用には大きなリスクがあります。
まず、個人情報の流出リスクです。怪しいサービスの中には、ユーザーのデータを収集して悪用するものもあります。インスタグラムのユーザー名とパスワードを入力させようとするサービスは、絶対に使わないでください。
次に、マルウェアの危険性です。特にアプリをダウンロードする場合、ウイルスやスパイウェアが仕込まれている可能性があります。
また、こういったサービスは、インスタグラムの利用規約に違反している可能性が高いです。万が一、インスタグラム側に利用が検知されると、アカウントが停止されるリスクもあります。
さらに、公開アカウントのストーリーしか見られないという制限もあります。鍵アカウント(非公開アカウント)のストーリーは、こういったサービスでは見られません。
個人的な意見
正直に言うと、外部サービスの使用はおすすめしません。リスクが大きすぎます。
どうしても足跡を付けたくないなら、サブアカウントを作るほうが安全です。機内モード方式も、完全に確実ではありませんが、外部サービスよりはマシです。
誰のストーリーが見られるのか
ストーリーを見るとき、相手のアカウントの設定によって見られる場合と見られない場合があります。
公開アカウントのストーリー
相手が公開アカウント(鍵なしアカウント)の場合、誰でもそのストーリーを見ることができます。
フォローしていなくても、フォローされていなくても、見ることは可能です。ただし、見れば当然足跡は付きます。
公開アカウントの人は、「誰でも自分のストーリーを見られる」ということを承知の上で投稿しているので、フォロー外の人が見ても特に問題はありません。
非公開アカウント(鍵アカ)のストーリー
相手が非公開アカウント、いわゆる鍵アカの場合は、フォロワーにならないとストーリーを見ることができません。
フォローリクエストを送って、相手が承認してくれて初めて、ストーリーが見られるようになります。
つまり、鍵アカの人のストーリーをこっそり見る方法は、基本的にありません。フォロワーになれば見られますが、当然足跡は付きます。
ストーリーの公開範囲設定
インスタグラムでは、ストーリーを投稿するときに公開範囲を設定できます。
例えば、「親しい友達」というリストを作って、そのリストに入れた人だけにストーリーを公開することができます。この場合、リストに入っていない人は、たとえフォロワーでもそのストーリーを見ることができません。
また、特定の人をストーリーから非表示にすることもできます。非表示にされた人は、あなたがストーリーを投稿しても、それが表示されません。
逆に、自分が誰かのストーリーを見られないときは、非表示にされている可能性があります。
足跡を消すことはできるのか
一度付いてしまった足跡を、後から消すことはできるのでしょうか。
公式には消せない
残念ながら、インスタグラムの公式機能では、一度付いた足跡を消すことはできません。
ストーリーを見た時点で足跡が記録され、その記録を削除する機能は存在しないんです。
「足跡を付けてしまった」と気づいても、取り消すことはできないので注意してください。
ブロックしたら消えるのか
「相手をブロックすれば足跡も消えるのでは」と考える人もいますが、これも正確ではありません。
相手をブロックすると、確かに相手の足跡リストから自分の名前が消えます。でも、これは一時的なものです。
ブロックを解除すると、また足跡が表示されてしまいます。つまり、完全に消えたわけじゃなくて、単に見えなくなっているだけなんです。
また、ブロックしたこと自体が相手にバレる可能性が高いので、かえって関係が悪くなるかもしれません。
アカウントを削除したら
自分のアカウントを削除すれば、足跡も消えるのでしょうか。
アカウントを削除すると、確かに足跡リストから名前は消えます。ただし、これも完全に消えているのか、インスタグラムのサーバー上にはデータが残っているのかは、はっきりしていません。
いずれにしても、足跡を消すためにアカウントを削除するのは、あまり現実的な方法ではないですよね。
ストーリーが消えたら足跡も消える
ストーリーは24時間で自動的に消えます。ストーリーが消えると、足跡のリストも見られなくなります。
つまり、「24時間我慢すれば、足跡のリストは確認できなくなる」ということです。
ただし、投稿者がスクリーンショットを撮っていたり、記憶していたりすれば、「あの人が見た」という事実は残ります。
足跡に関するよくある疑問
ストーリーの足跡について、よく聞かれる質問をまとめて答えていきます。
何秒見たら足跡が付くのか
「ちょっとだけ見て、すぐ閉じれば足跡は付かないのでは」と思うかもしれませんが、それは違います。
ストーリーを開いた瞬間、つまり画面に表示された時点で足跡が付きます。1秒でも、0.5秒でも、とにかく表示されれば足跡が記録されます。
「少しだけなら大丈夫」という考えは捨てて、見たら必ず足跡が付くと思っておいてください。
途中でやめても足跡は付く
ストーリーが複数の写真や動画で構成されている場合、最初の1枚だけ見て途中でやめても、足跡は付きます。
全部見なくても、最初の1枚を見た時点で足跡が記録されるんです。
何回見たかはバレない
これは何度か説明しましたが、大事なポイントなので繰り返します。
同じストーリーを何度見ても、相手には「この人が何回見た」という情報は表示されません。見たという事実はバレますが、回数まではバレないので安心してください。
スクリーンショットを撮ったらバレる
ストーリーのスクリーンショットを撮った場合、相手に通知が行くのでしょうか。
通常のストーリーの場合、スクリーンショットを撮っても相手に通知は行きません。自由に保存できます。
ただし、DMで送られてきた「消える写真・動画」をスクリーンショットすると、相手に通知が行くので注意してください。
リンクをタップしたらバレる
ストーリーにリンクが貼ってある場合、そのリンクをタップしても、足跡以外の情報が相手に伝わることはありません。
「リンクをタップした人」というのは、投稿者でも確認できないので安心してください。
プロフィールを見たらバレる
ストーリーではなく、相手のプロフィールページや投稿を見た場合、足跡は付きません。
インスタグラムでは、ストーリー以外の閲覧に関しては足跡機能はないんです。だから、普通の投稿やプロフィールは、いくら見ても相手にはバレません。
ただし、いいねやコメント、DMを送れば当然相手に通知が行きます。
足跡機能のメリット
足跡機能があることで困ることも多いですが、実はメリットもあります。
誰が見てくれたかわかる
自分がストーリーを投稿したとき、誰が見てくれたのかわかるのは嬉しいものです。
「この人、意外と見てくれてるんだ」とか、「気になる人が見てくれた」とか、そういう発見があると楽しいですよね。
特に、ビジネスでインスタグラムを使っている人にとっては、誰が自分のストーリーに興味を持っているのか知ることができるので、マーケティングに活用できます。
変な人に見られたらわかる
知らない人や、ブロックしたい人が自分のストーリーを見た場合、それがわかるので対処できます。
例えば、元カレがしつこく見てくる、知らないアカウントが頻繁に見てくる、といったことに気づけるので、必要ならブロックなどの対策が取れます。
コミュニケーションのきっかけになる
ストーリーを見てくれた人に対して、DMを送りやすくなります。
「ストーリー見てくれてありがとう」とか、「ストーリーの内容について」とか、そういった形で自然に会話を始められます。
特に、気になる人が自分のストーリーを見てくれたとわかれば、話しかける勇気も出るかもしれません。
足跡機能のデメリット
もちろん、足跡機能にはデメリットもたくさんあります。
気軽に見られない
一番大きなデメリットは、これです。見たことがバレるので、気軽にストーリーを見られないんです。
特に、あまり親しくない人、元恋人、気まずい関係になっている人のストーリーは、見たいけど見たことを知られたくないという状況になりがちです。
見ないことがバレる
逆に、見なかったこともわかってしまいます。
仲のいい友達が「なんで私のストーリー見てくれないの」って気にすることもあるかもしれません。特に、他の人は見ているのに自分だけ見ていないとなると、「何か気に障ることしたかな」って心配させてしまうこともあります。
ストーカー的な行為に使われる
足跡機能が、ストーカー的な行為を助長してしまうこともあります。
例えば、特定の人がいつも自分のストーリーを見ているとわかったら、「この人、私に興味があるのかな」って勘違いしてしまうこともあります。
また、元恋人が何度も自分のストーリーを見に来るのがわかって、気持ち悪いと感じることもあるでしょう。
プライバシー設定で自分を守る
足跡を付けない方法を考えるのも大事ですが、自分のプライバシーを守る設定も重要です。
アカウントを非公開にする
一番確実なのは、アカウントを非公開(鍵アカ)にすることです。
非公開にすれば、承認した人しかあなたのストーリーや投稿を見られません。知らない人や、見てほしくない人から自分の情報を守ることができます。
ただし、非公開にすると新しい出会いは減ります。公開アカウントのほうが、知らない人からフォローされたり、新しいつながりができたりする可能性が高いです。
自分のインスタグラムの使い方に合わせて、公開するか非公開にするか決めましょう。
ストーリーを見せない人を設定する
アカウント自体は公開のままで、特定の人にだけストーリーを見せないという設定もできます。
プロフィール画面から「設定」→「プライバシー設定」→「ストーリーズ」と進むと、「ストーリーズを表示しない人」という項目があります。
ここで選んだ人には、あなたがストーリーを投稿しても表示されません。相手は気づかないので、関係を壊さずに見せないようにできます。
親しい友達リストを活用する
逆に、特定の人だけにストーリーを見せたい場合は、「親しい友達」機能が便利です。
親しい友達リストを作って、そのリスト限定でストーリーを投稿できます。リストに入っていない人には、そのストーリーは表示されません。
プライベートな内容や、仲のいい友達だけに見せたい内容は、この機能を使うといいでしょう。
誰にフォローされているか確認する
定期的に、自分のフォロワーを確認することも大切です。
知らない人、怪しいアカウント、もう関わりたくない人などがフォロワーにいたら、ブロックするか、フォロワーから削除しましょう。
特に、公開アカウントの場合は、知らない間にいろんな人にフォローされていることがあるので、時々チェックすることをおすすめします。
他のSNSの足跡機能
インスタグラム以外のSNSにも、足跡に似た機能があります。参考までに紹介しておきます。
Twitterの場合
Twitterには、基本的に足跡機能はありません。誰かのツイートを見ても、プロフィールを見ても、相手にはバレません。
ただし、いいねやリツイート、リプライをすれば当然相手に通知が行きます。また、Twitterのフリート機能(24時間で消える投稿)は廃止されたので、インスタグラムのストーリーに相当する機能は現在ありません。
TikTokの場合
TikTokにも、基本的に足跡機能はありません。動画を見ても、プロフィールを見ても、相手にはバレません。
ただし、TikTok Liveという生配信機能を使っている場合、視聴者のリストが配信者に表示されます。これはインスタグラムのライブと同じですね。
LINEの場合
LINEのタイムライン機能(現在はVOOM)では、投稿を見ても基本的に足跡は付きません。
ただし、「既読」機能があるので、メッセージを読んだことは相手にわかります。これは足跡とは少し違いますが、似たような機能ですね。
Facebookの場合
Facebookにも基本的に足跡機能はありません。ただし、Facebookストーリーズという機能では、インスタグラムと同じように誰が見たかがわかります。
Facebookとインスタグラムは同じ会社(Meta社)が運営しているので、機能が似ているんです。
ストーリー以外の足跡機能
インスタグラムには、ストーリー以外にも足跡に似た機能があります。
DMの既読機能
ダイレクトメッセージ(DM)には、既読機能があります。
メッセージを読むと、送信者側に「既読」と表示されます。これは、LINEの既読機能と同じですね。
DMの既読も、ストーリーの足跡と同じように、消すことはできません。読んだら必ず既読が付くと思っておきましょう。
ライブ配信の視聴者リスト
インスタグラムライブ(生配信)を見た場合、配信者にあなたが視聴していることがわかります。
ライブ配信中は、視聴者のアカウント名がリアルタイムで表示されます。また、配信が終わった後も、誰が見たかのリストを配信者は確認できます。
ライブ配信をこっそり見る方法は、基本的にありません。見たら必ずバレると思っておいてください。
リールやフィード投稿には足跡なし
逆に、通常の投稿(フィード投稿)やリールには、足跡機能はありません。
誰かの投稿をいくら見ても、相手には通知されないので安心してください。ただし、いいねやコメントをすれば通知が行きます。
ストーリー足跡の未来
最後に、ストーリーの足跡機能が今後どうなっていくのか、考えてみます。
プライバシー保護の流れ
近年、SNSではプライバシー保護が重視される傾向にあります。
ユーザーの個人情報を守ること、見たことを知られないようにすることなど、プライバシーに配慮した機能が増えています。
この流れの中で、インスタグラムも足跡機能を見直す可能性はあります。例えば、足跡を付けずに見られるモードを公式に用意したり、足跡の表示を制限したりする機能が追加されるかもしれません。
AI技術の発展
一方で、AI技術が発展すると、逆に足跡機能がより高度になる可能性もあります。
例えば、どの部分をよく見たか、どのくらいの時間見たか、といった詳細な情報まで分析されるようになるかもしれません。
また、外部サービスを使った匿名閲覧を防ぐ技術も発展するでしょう。
ユーザーの選択肢が増える
おそらく、今後は「足跡を付ける」「付けない」をユーザーが選べるようになる可能性が高いと思います。
投稿者側が「足跡を表示するかどうか」を選べたり、閲覧者側が「足跡を付けるかどうか」を選べたりする機能が追加されるかもしれません。
ただし、これはあくまで予想です。実際にどうなるかは、インスタグラムの運営方針次第ですね。
実際に試してわかったこと
ここからは、私が実際にいろいろ試してみてわかったことを、率直にお伝えします。
機内モードは不確実
機内モードを使った方法は、確かに足跡を付けずに見られることもあります。でも、100パーセント確実ではありません。
私自身、何度か試してみましたが、タイミングや通信状況によっては、普通に足跡が付いてしまうこともありました。
特に、ストーリーの内容が動画だったり、複数の画像があったりすると、完全には読み込まれていないことがあって、機内モードにしても見られないことがあります。
「絶対にバレたくない」という場合には、機内モード方式は頼りにしないほうがいいと思います。
サブアカウントは管理が大変
サブアカウントを作って見るという方法は、確かに有効です。でも、管理が結構大変なんです。
まず、サブアカウントと本アカウントを間違えないようにしないといけません。うっかり本アカウントで見てしまったら、意味がないですからね。
また、サブアカウントがバレないように気をつけるのも大変です。プロフィール写真、ユーザー名、フォローする人、いいねする投稿など、すべてに気を配る必要があります。
さらに、サブアカウントで見た場合、足跡は付かないけど、その代わりコミュニケーションが取りにくくなります。気になる投稿があっても、いいねやコメントができないんです。
外部サービスは使わないほうがいい
正直、外部サービスの使用はおすすめしません。
実際に試してみたこともありますが、動作が不安定だったり、見られないストーリーがあったり、広告がたくさん表示されたりと、使い勝手が悪かったです。
それ以上に、セキュリティ面での不安が大きいです。個人情報が流出したり、アカウントが乗っ取られたりするリスクを考えると、使わないほうが賢明だと思います。
結局、見たいなら堂々と見るのがいい
いろいろ試してみて、最終的に感じたのは、「見たいなら堂々と見たほうがいい」ということです。
足跡を付けないように工夫するのは、確かに可能です。でも、完全に確実な方法はないし、そこまでしてこっそり見る必要があるのかな、って思うんです。
気になる人のストーリーなら、見たことをきっかけに話しかけてもいいわけです。元恋人のストーリーを見たくなるのも、まだ気持ちが残っているからかもしれません。
もちろん、状況によっては見たことを知られたくない場合もあると思います。でも、そこまでして見る必要があるのか、一度立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。
こんなときはどうする
具体的なシチュエーション別に、どうしたらいいかアドバイスします。
元恋人のストーリーを見たい
別れた相手のことが気になって、ストーリーを見たくなることってありますよね。
でも、見たことがバレて「まだ未練があるのかな」って思われるのは嫌。そんなときは、どうしたらいいでしょうか。
見ないほうがいい場合
正直に言うと、元恋人のストーリーを頻繁にチェックするのは、あまり健康的ではありません。
過去の恋愛を引きずってしまって、新しい恋に進めなくなります。見るたびに辛い気持ちになるなら、思い切ってフォローを外したり、ミュートしたりするのもありです。
どうしても見たいなら
それでも見たいなら、サブアカウントを使うのが一番現実的です。本アカウントで見るよりは、精神的にも楽だと思います。
ただし、何度も言いますが、サブアカウントにも足跡は付きます。完全に匿名で見られるわけではないことを忘れずに。
気になる人のストーリーを見たい
好きな人や、気になっている人のストーリーを見たいとき、足跡を気にしすぎる必要はないと思います。
むしろ、あなたが見たことを相手が知ることで、「この人、僕/私に興味があるのかな」って気づいてもらえるかもしれません。
ストーリーを見たことをきっかけに、DMで話しかけてもいいですよね。「ストーリー見たよ」「〇〇行ったんだね」って自然に会話を始められます。
あまり深く考えすぎず、堂々と見て、コミュニケーションのチャンスにしてみてはどうでしょうか。
上司や同僚のストーリーを見たい
職場の人のプライベートなストーリーを見るのは、ちょっと気まずいこともありますよね。
特に、上司のストーリーを見て「暇なのか」って思われたくない、同僚のプライベートを覗いているみたいで後ろめたい、という気持ちもあるでしょう。
見ても大丈夫
基本的には、公開されているストーリーを見ることに問題はありません。相手も、見られることを前提に投稿しているはずです。
ただし、見た後の反応には気をつけましょう。変に意識しすぎたり、ストーリーの内容について詮索したりすると、関係がギクシャクするかもしれません。
見ないほうがいい場合
もし、相手があなたに見てほしくないと明示している場合は、見ないほうがいいです。
例えば、「親しい友達」限定で投稿していて、あなたがそのリストに入っていない場合は、見られないので問題ありませんが、無理に見ようとするのはやめましょう。
知らない人のストーリーを見たい
フォローしていない、されてもいない人のストーリーを見たいこともあるかもしれません。
例えば、友達の友達、憧れの有名人、気になるインフルエンサーなど。
公開アカウントなら見てOK
相手が公開アカウントなら、誰でも見ることができます。フォローしていなくても、見ること自体は問題ありません。
ただし、足跡は付きます。相手は「この人誰だろう」って思うかもしれませんが、気にしないでいいと思います。
鍵アカなら諦める
相手が鍵アカ(非公開アカウント)の場合、フォローリクエストを送らないと見られません。
知らない人からリクエストが来たら、相手は警戒します。本当に見たいなら、きちんと自己紹介をして、フォローをお願いしましょう。
ストーリー機能の使い方のコツ
足跡のことばかり気にしていると、ストーリーを楽しめなくなってしまいます。最後に、ストーリー機能をもっと楽しむコツを紹介します。
自分のストーリーを投稿してみる
見るだけじゃなくて、自分でもストーリーを投稿してみましょう。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、日常のちょっとしたことを投稿するだけでも楽しいです。美味しかったご飯、きれいな景色、ペットの写真など、気軽に投稿してみてください。
自分が投稿する側になると、足跡機能の意味もわかってきます。誰が見てくれたのかわかるのは、やっぱり嬉しいものです。
リアクション機能を使う
ストーリーには、リアクション機能があります。
ハートマークやスタンプを送ったり、クイックリアクションをしたり、アンケートに答えたり。こういった機能を使うと、投稿者とのコミュニケーションが生まれます。
気になる人のストーリーにリアクションすることで、自然に会話を始めるきっかけにもなります。
ストーリーをきっかけに話しかける
ストーリーを見たら、それについてDMで話しかけてみるのもいいですね。
「ストーリーの場所、どこですか」「それ、美味しそう」「同じもの持ってます」など、自然な流れで会話を始められます。
ストーリーは、コミュニケーションのツールです。足跡を気にしすぎず、人とつながるために使ってみてください。
公開範囲を使い分ける
すべてのストーリーを全員に公開する必要はありません。
親しい友達限定で投稿したり、特定の人には見せないようにしたり、公開範囲を上手に使い分けましょう。
そうすることで、安心してプライベートな内容も投稿できるようになります。
最後に
ストーリーの足跡について、かなり詳しく説明してきました。
足跡を付けずに見る方法はいくつかありますが、どれも完全に確実ではありません。機内モードは失敗することもあるし、サブアカウントは管理が大変だし、外部サービスはリスクが高い。
結局、一番大事なのは、「なぜ足跡を付けたくないのか」を考えることだと思います。
本当に見る必要があるのか。見たことがバレて、何か問題があるのか。足跡を気にしすぎて、SNSを楽しめなくなっていないか。
インスタグラムは、人とつながるためのツールです。足跡機能も、そのコミュニケーションを助けるためにあります。
確かに、見たことを知られたくない場面もあるでしょう。でも、それ以上に、ストーリーを通じて人とつながったり、会話のきっかけにしたりすることの方が大切だと思います。
足跡を気にしすぎず、もっと気軽にストーリーを楽しんでください。そして、自分でも投稿して、人とのつながりを楽しんでくださいね。
この記事が、あなたのインスタグラムライフの参考になれば嬉しいです。